2022.1.23リライト
こんにちは!
きんぎょです。
皆さん、新興国株式といえば何が思い浮かびますか?
中国?韓国?台湾?いやいや、インド?
今回紹介するのは新興国の中でもマイナーなロシア株のETFです・・・
1324 NEXT FUNDs ロシア株式指数・RTS連動型上場投信
1324 NEXT FUNDs ロシア株式指数・RTS連動型上場投信
きんぎょの大好きなNEXT FUNDsのマイナー指数シリーズです。
ロシアって軍事的・政治的には大国だけど、経済的には新興国扱いなんですよね。
このETFは設定が2008年と、恐らくリーマンショック前夜で、かつ新興国ブーム・・・かのBRICsブームの真っただ中に設定されたものと思います。
BRICsブームとかwww草
このETFの月報を見てみてください。
設定来の基準価格の推移が表示されていますでしょ?
設定当初の基準価格が200円ちょっとでしょうか・・・
それが恐らくリーマンショックが起きて大暴落となっております。
何これ!?
ヤバ~
目算ですが、200円から50円台へ
なんと4分の1に!
ブームは過ぎると
かくも無残に・・・
むごひ・・・
そのあとはずーっと横ばいで、2016年ぐらいから徐々に上昇してきて、コロナ前に170円台を付けましたが、コロナショックで150円台まで下落しました。
そして、昨今のインフレ、エネルギー不足を背景に価格が上昇し、何と200円台を回復、現在は多少下落して150円台前後となっていますが、このままインフレ・エネルギー価格が上昇すれば再度200円台を回復するかもしれません。
RTS指数って何?
ロシアの代表的な株価指数は(きんぎょが知ってる限り)2つです。
1つは「MSCIロシア」、もう一つがこの「RTS指数」です。
RTS指数とは?
ロシアを代表する株価指数です。モスクワ取引所に上場する銘柄で構成されています。指数の計算方 100口法は、浮動株調整済時価総額加重平均方式です。1995年9月1日を基準日とし、その日の指数値を100として、米ドル建てで算出されています。
まぁ、読んでもよくわかりませんけど、米ドル建てという所に特徴がありそうです。
昨今の株価上昇も円安ドル高が影響しているのかもしれません。
構成銘柄は?
こちらも「ベスト10」をHPで確認してみましょう(2022.1.23時点)。
No. 銘柄 組入比率 1 PJSC GAZPROM 15.45% 2 PJSC SBERBANK OF RUSSIA 13.00% 3 PJSC LUKOIL 11.50% 4 YANDEX NV-A 6.42% 5 PJSC MMC NORILSK NICKEL 6.33% 6 NOVATEK PJSC-CLS 5.86% 7 ROSNEFT OIL CO PJSC 3.70% 8 TCS GROUP HOLDING-REG S 3.66% 9 POLYMETAL INTERNATIONAL PLC 2.31% 10 MAGNIT PJSC 1.99%
ガスプロム、ルクオイル、ノヴァテク、ロスネフスチ、なんかはエネルギー企業として有名ですね。個別株としても、SBI証券で確か買えたはずです。
エネルギー企業ばっかやんけ
月報によると「石油・ガス・消耗燃料」セクターが40%以上もあります。
この辺は国有企業みたいなもんだったはずなので、配当利回りも結構あったはずです。
気になる配当利回りは?
4.36%(2022.1.23時点)
なかなかのレベルです。
ですが、一昔前は6%ぐらいあったんですけど・・・だいぶ価格が上がったおかげで3%台まで落ちてしまったようですね。
決算期もこのシリーズ特有の7月決算で、分配金が薄くなる時期を絶妙にカバーしてくれます。
それでも分配金が
年一回は寂しいゾイ・・・
まとめ
マイナーなETFですが、ロシアに投資できるという非常に貴重なETFです。
投資信託も多少ありますが、信託報酬1.8%とかべらぼうな手数料を取られるのでオヌヌメできません。
その点こちらのETFは信託報酬が0.95%と、他のETFに比べたらお高いですが、1%以下で、東証にてロシア株を取引できることを考えれば十分でしょう。
ただ、最近は値上がりしすぎて、これから購入するのはちょっと怖いですね~
ちなみにきんぎょは130円くらいの時にチビチビ買いを敢行し、確か1000株ぐらいまで買い付けていたと思いますが、途中下がった時に売っちゃったんですよねー
損切でしたが、配当貰ってトントンって感じ。
でも今思えば・・・
ずっと持ってればよかったよ~(´;ω;`)
持ってれば今頃含み益かつ配当利回り5%以上の超最強ETFになってたのに~(´;ω;`)ウッウッ
やはり、売り買いしないで長期に保有するのが最強・・・ということでしょうか
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。