こんにちは!
きんぎょです。
世界ではインフレが来るとか来ないとか、来ないとか来るとか言われております。
きんぎょは海外へ入ったことはありませんが、外国だとお昼ごはんを食べるだけでも2~3000円くらいするそうですね。
日本ではワンコイン以上だと高いとか言われていますが・・・外国からすれば日本は激安!
コロナ前は外国からの観光客が増えていましたが、それは日本が魅力的というよりも、日本の物価が安すぎるからだったとか・・・悲しいですね・・・(´;ω;`)
世界のビックマック指数とやらを見ても、一般的な国は過去から右肩上がりで推移しているのに対して、日本は横ばい・・・
つまり、外国はモノの値段が上がっているのに、日本だけは変わっていないってことですね。
え!?何それ?
いいじゃん!別に
外国に比べて安く買えるって、いい国じゃん?
確かに、一方ではそう考えることもできますが・・・
問題は、「本当は値上げしないときついのに、無理して価格を据え置いてる」かもしれない、ということです・・・
例えば、売値100円、原価80円、利益20円のチョコレートがあるとしましょう。
この商品の原料(カカオ)は海外から調達しています。
今まではカカオ1個50円ほどで仕入れることができていたのに、現地の物価が上がって1個60円でしか仕入れられなくなったとします。
このままでは、材料費が10円上がるので、売値をその分上げて、110円で売らないと、今まで通りの利益が出ません。
でもなかなか値上げができないのが日本企業!
利益を削って、売値は据え置きます!
すなわち、売値100円、原価90円、利益10円!
なんて素晴らしい企業なんだ!
自らの利益を削ってまで、消費者である我々に提供してくれるのか、と・・・
このような例は日本企業にはよくありがちかと思います。
確かに、買う側からしたら値段が変わらないので嬉しいです。
しかし、これだと当然ながら、この企業が儲かりません。
結果的にこの企業の従業員の給与も上がらない、もしかしたら下がってしまうかもしれません・・・
そして、これが日本中の企業で起こっている場合、極端な話、日本人全員の給与が上がらなくなるのです。
翻って現在・・・
ドルが上昇して、1ドル115円を付けました。
原油価格も上昇しており1リットル160円を超えています。
円安なので、燃料費を始め、海外から輸入している物資が従来より高騰し始めています。
物資や燃料費が高騰すれば、当然それを消費して製造する物品全般のコストは増加するはずで、売値も従来と同じ値段で売っていては、企業として利益が圧迫されることでしょう。
そうなれば解決策としては売値を上げること、すなわち物価の上昇です。
今まであれば、上述した通りにコストが増えても企業側が利益を削って価格を維持していました。
しかし、今回の流れは、今までとは少し違う気がします。
最近ニュース等を見ていても、商品の値上げニュースが散見されるようになりました。
特に食品ですね。
マヨネーズの値上げとか、
ちくわ・かまぼこの値上げとか・・・
これはいい流れではないでしょうか?
これでやっと日本も諸外国と同じ、物価上昇の波に乗り適正な利益を確保できる状態へ移行できるのではないでしょうか。
日本の商品は素晴らしい!
特に工業製品は、諸外国のものと比べると圧倒的に性能は高いと思います。
日本の一般的なレベルが、外国でのフラッグシップレベルで、しかも値段が安い。
これはどういうことなんでしょうか?
いいものを安く・・・
結構なことですが、
高く売れるものをわざわざ安く売る必要はないと思います。
日本も今後は「いいものは高く」という、適正な物価水準による値付けで商品を売れるようになってほしいです。
そうすれば、企業も儲かるし、まわりまわって、我々従業員の給与も上がるというものです。
以上のように、
きんぎょはインフレ自体には悪感情はなく、別に物価が上昇してもよいと思います。
そうでないと、日本だけが取り残されてしまいますからね!
でもインフレになったらなったで、ちゃんとその分給料もあげてください!
でないとただ単に物価が上がるだけで、生活が苦しくなっちゃうからね!
頼んだよ!
社長!
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。