こんにちは!
きんぎょです。
本日紹介するETFは、一風変わったこちらのETFです!
1563 東証グロース・コアETF\(^o^)/
あれっ!?
このETFは・・・?
東証の市場変更により、名称が変更になったんやで~!
東証グロース市場!
さっそくですが、皆さん!
東証上場の「ETF」といえば、思い浮かべるものは「どんなの種類のETF」でしょうか!?
真っ先にあがるのが「TOPIX」や「日経平均」連動型のETFであることでしょう(^^♪
日本でETFを提供している会社であれば、ほぼすべての会社がこの「2指数の連動型ETF」を発売しているといっても過言ではありません!
やっぱり日本市場と言えば、日経とTOPIXだよね(^▽^)/
資産規模からいってもトップクラスのシェアなんやで~!
TOPIXと日経平均は日本を代表する指数であります!
これらに投資しておけば、日本全体の株価の動きを捉えることが可能であります!
しかし!
ETFマニアのきんぎょとしては、そんな普通の指数に投資するだけでは物足りない・・・
もっと・・・
もっとニッチで尖った指数に投資したいよぉぉぉおおおお!
特に「日経平均」などの成熟企業ではなく、「成長著しい新興企業に投資する」日本株のETFはないものか・・・
そんなあなたの要望をかなえるのがコチラ!
!?
1563 東証グロース・コアETF\(^o^)/
東証グロース市場という「日本版NASDOQ」市場の中の、「コア」といわれる銘柄群に投資できるのです!
何というニッチな商品なのでしょうか!?
これには「ETFマニア」のきんぎょもニッコリであります(^^♪
ニッコリ!(*´ω`)
でも・・・
「日本版NASDOQ」って、
「JASDOQ(スタンダード)」のことじゃないの?
シャラップ!
出目金風情は黙っとるんやで~!
このような「日本のマニアックな成長市場」に投資できるETFに投資できるとは、いい時代になったものであります(^^♪
選択肢が広がることはいい事なんやで~!
投資の楽しみが広がるね(^▽^)/
それではさっそく、そんなマニアックな「東証グロース・コアETF」の中身を詳しく確認してみましょう!
ETFの概要
最新の月報から、ETFの各種内容を確認してみましょう!
1563 東証グロース・コアETF
(2023.04.30時点)・純資産額・・・20.6億円
・信託報酬・・・0.50%(税抜き)
・株価・・・2,433円
・利回り・・・0.00%
・決算期・・・7月
・マーケットメイク制度・・・対象
・上場日・・・2011.11.29
・管理会社・・・シンプレクスAM
う~ん・・・💦
ニッチなETFだからか、上場してから「10年以上」経過した今でも、純資産は「約20億円」とイマイチです・・・
信託報酬「0.50%(税抜き)」というのは、ETFとしては高めですが、グロース銘柄を対象としている性質上、まぁまぁ許容範囲内である、とも言えるでしょう!
信託報酬はちょっと高いけど・・・
ニッチなETFだから、しょうがないんやで~!
気になる「流動性」に関してですが、意外なことに市場ではそれなり流動性があり、スプレッドも狭く、売買は思ったより活発なので、そこらへんは心配なさそうであります(^^♪
地味に「1株単位」で売買できる点も魅力的ですね!
意外と出来高は安定しているよ~!
1日1万株くらいは売買されているんやで~!
配当利回りはというと、新興市場という事もあり、利回りは低めです・・・(´;ω;`)
ていうか、2022年は「0円」なんやで~💦
配当目当てというよりは、値上がり(ボラティリティ)重視かな?
東証グロース市場Core指数とは?
肝心の、投資対象である「東証グロース市場Core指数」とは一体何なのでしょうか?
シンプレクスAMのサイトに説明があったので、引用してみましょう(^^♪
■東証グロース市場Core指数とは
東証グロース市場Core指数は、東証グロース市場に上場する内国普通株式のうち、上場時価総額、流動性を考慮して選定する20銘柄により構成される指数です。
東証グロース市場Core指数は、市場の実態をより的確に反映するため、構成銘柄の定期入替を毎年1回10月に行っています。
当株価指数は、東証の市場区分見直しにより、2022年4月に新設された株価指数です。2022年4月1日を基準日・同日の指数値を1,000円とし、2022年4月4日から算出されています。
・・・ん?
ちょっと待ってくださいよ・・・
読み間違いですかね?
投資対象銘柄・・・
20銘柄!?
少なっ!
たった20銘柄なの~💦
正気ですかね!?
ボラティリティの大きい新興市場で「20銘柄」しか分散しないって!?
超集中投資なんやで~!
まぁ、東証グロース市場自体「500銘柄」ぐらいしかないし、その中で「コア」と言えるものは確かに「20銘柄」ぐらいなのかもしれませんが・・・
せめて1割の50銘柄ぐらいに分散させて欲しひ・・・(´;ω;`)
個別銘柄の影響が心配だよ~💦
そもそも、投資対象とできる「出来高」等も勘案すると、この程度の銘柄数しか残らないのかもしれませんね(^^♪
それでは早速、その選ばれた「コア」な銘柄たちを確認してみましょう!
構成銘柄は!?
最新の月報より、組み入れ銘柄情報を確認してみましょう!
■構成銘柄
No 企業名 比率 1 メドレー 10.16% 2 そーせいグループ 9.56% 3 M&A総研ホールディングス 8.69% 4 Appier Group 7.86% 5 サンウェルズ 6.58% 6 プラスアルファコンサルティング 6.20% 7 GMOファイナンシャルグループ 5.28% 8 ピジョナル 4.98% 9 ジーエヌアイグループ 4.70% 10 ティーケーピー 4.58%
※全20銘柄の内、上位10銘柄のみ
全20銘柄なので当然ですが、上位10銘柄で、全体の「68.5%」を占めております(^^♪
偏りすぎぃぃぃい!!
でもこれでも、以前の「東証マザーズ・コア」の時代に比べたらましかも・・・
因みに、以前の「東証マザーズ・コア指数」の時代では、構成銘柄がさらに少ない「全15銘柄」で、上位3銘柄で全体の80%を独占しておりました!
分散とは一体・・・
これなら直接端株投資とかした方がいいんじゃないの?
これに比べると、現在の「東証グロース・コア指数」は、多少はましになったといえるのではないでしょうか(^^♪
利回りは!?
0.00%(2023.04.30時点)
■過去の分配金推移
決算期 分配金 2022年7月期 0円 2021年7月期 37円 2020年7月期 31円 2019年7月期 38円 2018年7月期 31円 2017年7月期 70円 2016年7月期 60円 2015年7月期 20円 2014年7月期 0円
うぎゃぁぁあああ!
ま、まさかの「0%」だよ~💦
これはいったいどういう事でしょうか!?
いくら「グロース市場」で配当無しが多いとはいえ、分配金自体がゼロとは・・・(´;ω;`)
2022年7月期は、たまたまそういう時期だったのかもですが、他の期を見ても分配額は極小となっており、配当狙いで投資することは極めて不適切であるといえるでしょう!
あくまで「キャピタル」狙いのETFなんやで~!
そもそも、構成銘柄の配当利回りも雀の涙だよ~!
まとめ
いかがでしょうか!?
本ETFは「東証グロース市場Core指数」という、「スーパーニッチ」な指数に連動するETFとして非常に貴重です!
しかし上記で述べたように、選定されている銘柄数が「20銘柄」と非常に少なく、個別銘柄の影響を色濃く受けてしまうことが難点であります!
せっかくETFに投資して分散しているのに・・・
これじゃあ個別株投資と大して変わらんのやで~💦
個人的には、もっと構成銘柄数を増やすか、あるいはいっその事「均等組み入れ」にでもして欲しい所であります(^^♪
あと、管理会社の「シンプレクスAM」のホームページですが、イラストなどがふんだんに使用されており、非常に見やすいのですが、情報の更新があまりされていないのが少し気になります・・・
最新の月報にて、信託報酬が税込み10000分の54(0.54)になっていますが本当なのでしょうか?
消費税って「10%」じゃなかったっけ!?
単純に「修正忘れ」のような気がするんやで~💦
結論としては・・・
面白いETFであるが、組み入れの偏りなどを考慮すると、長期投資には向かないETFかもしれません・・・(´;ω;`)
そ、そんな~(´;ω;`)
あくまで値上がり益重視の、一発逆転用なんやで~💦
最近は「ハイグロ銘柄」が暴落しているので、株価が底をついたときに買って寝かせておくのは面白いかもしれませんね!
現在きんぎょもタイミングを探っております!
でもそれだったら「2516 東証マザーズETF」の方がいいかも・・・
難しい選択なんやで~!
東証グロース・コアETF・・・
なかなか評価が難しいETFであります(^^♪
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。