2022.04.17リライト
こんにちは!
きんぎょです。
先日、「投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2021」の発表がありましたね(^^♪
皆さんは既にご覧になられましたか!?
本日はそんな、「Fund of the Year」についてのお話です!
数年前はあれほど投資界隈を賑わせていた「Fund of the Year」・・・
しかし最近では、受賞結果が発表されても、心なしか盛り上がりに欠けているように感じます・・・(´;ω;`)
一体なぜなのでしょうか!?
きんぎょの私見ですが、
「Fund of the Yearはすでにその役目を終えたのではないか?」と、個人的に感じております!
それはなぜか・・・
- Fund of the Yearとは!?
- 2021年受賞ファンド
- 受賞ファンドがありきたりでつまらない!
- そもそもの経緯は?
- 今や答えは出ている!?
- じゃあどうする!?
- Active Fund of the Yearを作ろう!
- 最後に・・・
Fund of the Yearとは!?
■Fund of the Yearとは!?
投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
この賞は、百戦錬磨の投資ブロガー達が「本当に良い投資信託を広めよう」という趣旨の元に始めたのだと、きんぎょは理解しております!
上記の公式(?)サイトを確認する限りでは、2007年から始まり、毎年投票が行われているようですね(^^♪
近年の投票結果は、単に投信ブロガー界隈だけの評価にとどまらず、受賞した運用会社が自社のホームページで受賞結果を報告するなど、クラブ活動的なものを超えて、社会的な権威も感じるほどの歴史ある賞となって参りました!
ちなみに、きんぎょはまだブログを始めたばっかりだから、投票はしてないよ!
てゆうか、どうやったら参加できるの!?
きんぎょも投資を始めた2018年ごろは、Fund of the Yearを受賞した投信などについては欠かさずチェックしておりました!
そんなこんなで「Fund of the Year 2021」も先日発表され、投資ブロガー達はお祭り騒ぎ・・・かと思いきや、投資ブロガー界隈は以外と平穏です。
きんぎょも正直、他のブロガーさんの記事で受賞があったのに気付いた程度で、
ああ・・・そんなのがあったね・・・
っていう感じでした(^^♪
きんぎょも昔はあれほど熱心にチェックしていた「Fund of the Year」・・・
心なしか、往時の精彩を欠いているように思えてなりません・・・
どうしてなの!?
実は、きんぎょは最近「Fund of the Year」の内容に、少なからず不満があるのです・・・
それは・・・
2021年受賞ファンド
結論の前に、2021年の受賞ファンドを確認してみましょう!
順位 ファンド名 1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 3位 バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(VT) 4位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 5位 iFree レバレッジ NASDAQ100 6位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 7位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 8位 楽天・全米株式インデックス・ファンド 9位 たわらノーロード先進国株式 10位 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
凄~い!
どれも低コストなインデックファンドばかりで、長期投資にぴったりだね!
コレのどこが不満なの!?
・・・
・・・くない
えっ!?
面白くないヽ(`Д´)ノ!!
こんな超有名なファンドばかりで!全然面白くないんじゃ~!!
こんな有名なファンドなんて!わざわざ教えてもらう必要なんざぁ~ないっちゅうの!
受賞ファンドがありきたりでつまらない!
そうなのです!
きんぎょの不満はそこです!
ズバリ!
「受賞ファンドがありきたり過ぎてつまらない」のであります!
え~!?でもみんな良質なファンドだよ?
低コストだし、純資産も多いし、これさえ投資していれば間違いはないでしょ!?
違う!
違うぞ~!
ワイが求めてるファンドはこんなんやあらへん!
こんな優等生ばかりのファンドなんて・・・面白くないんじゃ~!
確かに!
このファンドたちは素晴らしいです!
これらのファンドに投資していれば大きな間違いはないでしょう!
正論です!
確かに正論!
しかし・・・
なんてつまらないんだ!
正論ほどつまらないものはありません!
きんぎょが求めているものは、そんな正論ではないのです!
そもそもの経緯は?
そもそも、なぜ元々は一般人である投信ブロガーが「Fund of the Year」などという賞を発案したのか!?
それは、「当時は優良な投資信託が少なかったから」からだと、きんぎょは考えます。
恐らく当時は碌なインデックスファンドもなく、MSCIコクサイに連動するインデックスファンドであっても信託報酬「0.8%」ぐらいはあったのではないでしょうか!?
た・・・高いッ!
そもそもインデックスファンドなどという概念も希薄で、世の中には購入時手数料3%、および信託報酬が2%を超す様な、「超ぼったくりアクティブファンド」がまん延していたのでしょう!
ぼったくりすぎぃいい!
そんな良質なファンドが少ない環境の中で、「本当に良いファンドを探して世に紹介しよう!」という高尚な志には、きんぎょも敬服しきりです!
ただ・・・
現代は当時と様相が違います・・・
2018年から勃発した投信の「信託報酬引き下げ戦争」の結果、現代では信託報酬が0.1%をも切るような、良質な投信が雨後の筍のように出現しております!
現代のインデックスファンドは、もはやこれ以上下げようがないレベルまで低価格化しており、一つの頂点に達しているのではないかと考えます!
そして、数年前にそれらの低価格ファンドの一つの完成系が出現しました。
そう!
eMaxis slimです!
eMaxis slimシリーズの出現により、低コストインデックスファンドというジャンルは一つの完成を迎えましたのであります!
今や答えは出ている!?
これからインデックスファンドを購入するのであれば、「eMaxis slim」が答えです!
答えが出ている問題を解くほど、つまらないものはありません!
今から投資する人で、「インデックスファンドは何が良いのか」と迷っているならば一択です。
eMaxis slim!
これのみです!
eMaxis slim最強!
eMaxis slim最強ぉぉぉおおおう!
別に「たわら」や「ニッセイ」に既に投資しているのであれば、わざわざ乗り換えるほどではないと思いますが、これから新規で購入するのであれば、「業界最安値」を掲げ、現在「低コストインデックスで最も勢いがある」、eMaxis slimシリーズを選ばない理由はないでしょう!
きんぎょも「eMaxis slim」に投資してるよ~
一方で、きんぎょが最近の「Fund of the Year」に不満な点はここです!
低コストインデックスファンドなら、正直いって「eMaxis slim」一択!
「たわら」や「ニッセイ」でも大して違いはありませんが、このレベルのファンドを選択しておけば大きな間違いありません!
昔と違い、そのような優良ファンドの情報は巷に溢れています!
そもそも、証券会社の投信売上ランキングからして既に「eMaxis slim」や「SBI・V」が上位です!
昔と違い、変なファンドに誘導されるようなことは少なくなっているのです!
特にネット証券は安心やで~
わざわざそのような有名な低コストファンドを、「投信ブロガーが年1回のお祭りである「Fund of the Year」で主張することではない」と、きんぎょは考得る次第であります!
じゃあどうする!?
良質なインデックスファンドがどれかなど、投信売上ランキング上位の連中に任せておけば宜しい!
我々投資マニアが知りたいのは、人知れずに放置された「隠れ優良ファンド」です!
既知のものに非ず!
その中でも最も興味があるのは、
ズバリ!
投信の中でも最も当たり外れが大きい「アクティブファンド」の評価です!
え~!?
アクティブファンドなんて、手数料が高いだけでダメダメなんじゃな~い?
アクティブファンドは信託報酬が高いからインデックスファンドに負けるだってぇえ~!?
そんな道理がどこにある!?
一般論でいえば、確かにその通りです!
一般的にアクティブファンドはコストが高いので、長期的には低コストのインデックスファンドにコスト負けして敗北するというのが「通説」となっております!
しかし!
中には指数を超過する、優良なアクティブファンドも存在するのです!
例えば、コスト0.1%のインデックスファンドと、コスト1.5%のアクティブファンドがあるとします。
コストだけを考えれば、低コストインデックスファンド全盛の現在では「1.5%」もの高コストファンドは「ぼったくり」の烙印を押されてしまい、投資対象にすら入らないことでしょう!
しかし!
投資はコストだけを考えて行うものではありません!
最も重要なことは、コストではなく「リターン」であります!
例えコストが0.1%と低廉でもリターンが5%のファンドと、コストが1.5%かかるがリターンが10%のファンドであれば、後者の方が優秀なのは間違いないでしょう!
しかし、低コストインデックスファンドの礼讃の昨今では、このような優秀なアクティブファンドが存在しても、コストが高いというだけで、そもそも投資対象の選択肢から除外してしまうという風潮が垣間見れるのです!
でも、どれが優秀なアクティブファンドかなんて分からないし・・・
それだったら、低コストインデックスファンドを選んでおいた方が、失敗がなくていいよね!
確かにそうです・・・
低コストインデックスファンドが最近特に人気化した理由もそこにあります!
しかし・・・
それを見つけるのが投資の醍醐味でしょぉぉおお!?
現に、きんぎょは「eMaxis slim全世界株(除く日本)」と、とある世界株のアクティブファンドに投資していますが、アクティブファンドの成績も捨てたものではありません!
投資の醍醐味とは、そのような隠れた銘柄を発掘することにあるのではないでしょうか!
感情を排して機械的にインデックスファンドに投資することが最善なのは理解しています!
きんぎょもあくまでメインは「eMaxis slim」であり、インデックスファンドであることは間違いありません!
しかし、サテライト投資として、アクティブファンドや個別株を手掛けることは、投資の楽しみとして良いことだと思うのです!
それ故、きんぎょは昨今のインデックスファンド礼賛の風潮には辟易としております!
もっとアクティブファンドを活用したひ・・・
Active Fund of the Yearを作ろう!
きんぎょはここに宣言したい!
このままブログを続け、きんぎょが将来投資ブロガーとして大成した暁には、「投資ブロガーが選ぶ、Active Fund of the Year」を開催したい、と!
いつになるかわかりませんが、きんぎょの夢として、いつかは実現したいものです!
いつに発表できるか、わからないけど・・・
最後に・・・
今回の記事はいつにも増して執筆に熱が入りました!
過去最高の5000文字を突破したで~!
最後になりますが・・・
アクティブファンド好きの投資ブロガー皆様へ
是非是非、各々のブログにてもっとアクティブファンドの良さを発信して、アクティブファンド業界を盛り上げてまいりましょう!
東証ETFもね!
アクティブファンド普及協会
会長 きんぎょ
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。