こんにちは!
きんぎょです。
今週は衝撃的なニュースが飛び込んできましたね!
なんと!
ロシアがウクライナに侵攻を開始しました!
実際に武力行使まではしないと思っていたのですが、まさかここまでやるとは・・・
何より衝撃だったのが、ロシアの侵攻のスピードです。
ウクライナも強国ではないにしろ、それなりの軍事力を保有しているはずです。
しかし、開戦からわずか数日で(陸続きで近いとはいえ)首都キエフが陥落寸前になるとは、予想もできませんでした。
本文執筆時点では、首都キエフにロシア軍の地上部隊が侵入したようです。
このままでは首都陥落も時間の問題です
キエフが陥落したら一体どうなるのでしょうか・・・
ウクライナも「首都を制圧されたらそこでお終い」、とはならずに、拠点を西部に移して抗戦することになるかと思いますが、そうなったらキエフ以東は完全にウクライナの統制から外れてロシアの管轄になってしまうでしょう
ロシアの統制下に入った東部は、親ロシア派の傀儡を擁立して、ウクライナから独立するかもしれません(実際に親ロシア派の武装勢力が実効支配する「ドネツク」「ルガンスク」に至っては間違いなく分離独立するでしょう)
してみると、ウクライナは冷戦期のドイツのように、東西分割されてしまうのではないでしょうか?
まるで100年前にタイムスリップしたかのようです・・・
アメリカを始め、西側諸国も「対ロシア制裁」を発動していますが、経済的な制裁程度では、短期的にはこの動きを止めることは難しいでしょう。
ウクライナは同盟国ではないので、直接的に軍事介入もできません。
もっとも、直接欧米が軍事介入したら、それこそ第三次世界大戦へ発展しちゃうかもしれませんが・・・
繰り返しになりますが、今回のロシアの侵略は非常に衝撃的でした。
突然侵略されたウクライナの人たちのことを思うと、胸が痛いです。
それと同時に、現代の平和な日本で生活できていることに、心から感謝しています。
現代では平和というものは当たり前のように感じていましたが、それが当たり前ではないことを痛感した次第です。
しかし一方で、遠いウクライナで起こった事件だとして、日本も安穏としていられません!
ロシアは日本と北方領土問題を抱えていますし、今後の中国の出方も気になります。
今回のように「力で捻じ伏せる」やり方がまかり通ってしまえば、日本も危機にさらされる可能性は非常に高いことでしょう。
今回の事件で改めて思ったことは、やはり「自分の国は自分で守らなくてはならない」ということです。
世界の国々も、ウクライナに支援物資などをを援助しているようですが、さすがに直接軍事支援をすることはできません。
日本はウクライナとは違い、アメリカと同盟関係があるので一概には同一視できませんが、いざ戦争になった場合、米軍が積極的に戦線に加わってくれるとは限りません。
あくまで「自分の国は自分で守る」ことが必要です。
「相手が攻めてこないことを頼みとするのではなく、相手が攻められない自分を頼みとせよ」という言葉があります(確か『韓非子』)
今回の件で、そのような言葉が頭をよぎりました。
幸い(?)にして、日本の自衛隊は世界でもトップクラスの力を保持しています。
ある記事によれば、日本は世界の軍事力ランキングでヨーロッパ諸国を抑えて第5位です。(上から、アメリカ、ロシア、中国、インド、日本・・・)
海自に限って言えば、恐らくアメリカに次ぐ2位でしょう。
島国ということもあり、ロシアや中国が局地的に攻めてきても、海上で抑え込むだけの力はあるはずです。(もっとも、本気で全面戦争になったら分かりませんが・・・)
別に、これを機に「日本も核を保有しろ」とか、「自衛隊を増強せよ」とか極端なことを言うつもりはありません。
日本でも「国防」について、真剣に議論すべき時期に来ているのではないでしょうか?
しかし、いずれにしろ、「平和はタダではない」ということと、「明日は我が身かも・・・」ということを実感した出来事でした。
西側が報道する情報だけが正しいとは思いませんが、ウクライナに一方的に侵略したロシアを擁護する気にはなれません・・・
一刻も早く、事態が解決することを願っております。
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。