こんにちは!
きんぎょです。
本日ご紹介するETFは、2022年2月に上場したばかり!
出来立てホヤホヤの新ETFです(^^♪
2844 上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジなし)
豪州債権のETF登場!
去ることの、2022年1月・・・
日興アセットマネジメント社より、衝撃的なプレスリリースが発表されました!
「上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり/なし)」を2本同時上場
~2月17日に東証上場、豪州国債を対象としたETFは国内初~https://www.nikkoam.com/files/lists/release/2022/220125_01_j.pdf
うぉぉおぉぉぉぉ!
なんということでしょう!
豪州債権という、お世辞にもメジャーとは言えないジャンルが、ETFとなって登場です!
しかも、
信託報酬「0.11%(税抜き)」!
凄すぎぃぃいい!
現状では、投資信託でも豪州債権を保有することは可能です!
しかし!
投資信託では安くても、信託報酬が最低「1.1%~」という、ぼったくりファンドばかりであります!
そんな中、このようなニッチな債権をETFとして組成し、超低コストで提供してくれるなど、いったい誰が予想できたでしょうか!
これはETFマニアのきんぎょも、驚きを隠せません!
日興アセットマネジメントさん!
ありがとぉおおお!
ETFの内容
それでは早速、最新の月報にて内容を確認してみましょう!
2844 上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジなし)
(2022.03.20時点)・純資産額・・・7.6億円
・信託報酬・・・0.11%(税抜き)
・利回り・・・未定
・決算期・・・2・5・8・11月
・上場日・・・2022.02.17
・管理会社・・・日興AM
※月報がまだ発行されていなかったので、3月20日時点のデータとなります
まだ設定から1か月しかたっていないため、純資産には恐らく設定時のものが多分に含まれているかと思われます。
出来高については、こちらも設定されたばかりなので、現状は波が多く、判断する段階ではないかと思います。
しかし、「マーケットメイカー」対応のETFなので、最低限の流動性は確保されているものと考えられます。
このETFの特筆すべきはやはり、なんといっても「信託報酬の安さ」でしょう!
税抜きで「0.11%」と、他を一切寄せ付けない、圧倒的な安さを誇っております!
今まで「外国債券」のジャンルで最安だったのが下記のETFです。
■最安だった外債ETF
信託報酬「0.12%(税抜き)」
・2511 NEXT FUNDS 外国債券(H無)
・2512 NEXT FUNDS 外国債券(H有)
・2838 MAXIS米国国債7-10年(H無)
・2839 MAXIS米国国債7-10年(H有)
しかし!
今回の「2844 上場インデックスファンド豪州国債」の登場で、外債ETFの最安値が更新されてしまいました!
いや、それどころか、
投資信託を含めて、外国債券というジャンルの中では「2844 上場インデックスファンド豪州国債」がトップという位置に躍り出てしまったのです!
S&P500のファンドが0.1%を切る時代なので、債券ファンドも0.1%近辺のものが出てくるのも、そう遠い話ではない・・・とは思っていました。
しかし、まさかニッチな豪州債権がその先陣を切ってくるとは思いもしませんでした!
良い時代になったもんやの~
今後は既存の「外国債券」や「米国債券」も、「0.1%」近辺までの値下げを期待したいところです!
分配は安定の「年4回」!
やっぱり債権ETFはこうでないといけませんねぇ~
どっかの野村さんも見習ってほしいね!
惜しい点として、売買単価が1株「5000円」な点です。
1単元10株なので、5万円が必要となります。
ちょっと高い・・・
買うとすれば、SBIネオモバイル証券など、端株を取り扱っている証券会社で「端株コツコツ買い」をオヌヌメしたいところです。
なんで1株「2000円」くらいにしてくれなかったんや~(´;ω;`)
構成銘柄は!?
一部の現金を除き、当然ですが、100%豪州国債となっております!
対象年限は、「7-10年」の国債に投資している模様です。
■投資対象
ブルームバーグ豪州国債(7-10年)インデックスTTM(為替ヘッジなし、円ベース)の動きに連動する投資成果をめざす投資信託証券
利回りは!?
※未定
上場して間もないため、測定不能です。
2%~3%くらいはあるんじゃないかな?
但し、上場初年度は色々あるので、分配額は少なくなる傾向があります。
まとめ
世にも珍しい「豪州債権」のETF・・・
いかがでしたでしょうか(^^♪
最近は、各運用会社から新規設定のETFがバンバン発表されておりますが、その内容はというと「米国株」や「米国債」など、流行に乗った米国モノばかり・・・
最初の内は、そもそも絶対数が少なかったので商品の選択可能性の広がりという意味で歓迎だったのですが、最近では同じ指数のファンドが乱立し過ぎで少し辟易しております・・・(´;ω;`)
もう米国はおなか一杯・・・
そんな中、今回の日興さんの商品は非常に尖っており、なおかつリーズナブルなため、我々ETFマニアにとっては垂涎の商品といえましょう!
ポートフォリオに多様性を持たせるといった観点からも、米国外のアセットを組み込むことが良いアクセントになるものと考えます!
オーストラリアは資源国なので、今回のウクライナ危機のように、「資源高」になれば併せて「豪ドル高」も期待できるので、値動きの逆相関も狙えるかもしれませんね(^^♪
豪州債権だけをメインにするのはどうかと思いますが、ポートフォリオの分散の一角として、数%保有してみるのも面白いかと思います(^^♪
分配金も年4回もらえますので、配当好きの方にもオヌヌメできる逸品です!
あとは、今後出来高と純資産が十分増えてくれれば万々歳です!
期待しとるから、宜しく頼むで~
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。