こんにちは!
きんぎょです。
本日は前回に引き続き、日本株の「指数対決」となります!
前回の対決で、日本株の有名指数どころは既に比較してしまったので、今回はマニアックな指数を比較してみたいと思います(^^♪
マニアックな日本株指数ってな~に~?
それがこちらです!
ジャカジャン!
JAPANクオリティ150インデックス\(^o^)/
ナニコレ~!
全然聞いたことな~い(^^♪
この指数を知ってるのは、相当な投資マニアなんやで~!
JAPANクオリティ150インデックスとは!?
JAPANクオリティ150インデックス指数・・・
皆さんは、この指数を聞いたことがあるでしょうか!?
全然聞いたことないんだけど・・・
実際に使われてる指数なの!?
愚か者!
修行が足りんわ~!
もちろん!
当指数は実際に投資信託に採用されている指数であります(^^♪
しかし!
当指数に連動する投資商品としては、きんぎょが確認する限り、現存では1つの投資信託に採用されているのみです!
その投資信託とは!?
ズバリ!
三菱UFJ国際-eMAXIS JAPANクオリティ150インデックス
であります!
控え控え~い!
この「eMaxis」の紋所が目に入らぬか!
は、ははぁ~!
そうなのです!
本指数は、泣く子も黙る「eMaxisシリーズ」の一角として運用されており、しかもその性質上、恐らく指数自体が当投資信託のために作られたであろう特注品!
これは否が応でも期待が高まるじゃあ、あ~りませんか~?
でも、あの有名な「eMaxisシリーズ」の割には全然知名度無いよね?
なんでなの!?
・・・
あれ!?
この投資信託・・・
確かに「eMaxisシリーズ」だけど、後ろに「slim」が付いてないよ・・・
これって・・・!?
・・・
ふっ・・・
君のような、勘のいい出目金は嫌いだよ・・・
そうなのです!
本指数は、確かにかの有名な「eMaxisシリーズ」の一角として運用されていますが、昨今の激安投資信託ブームの立役者、「slimシリーズ」ではないのであります!
いわゆる、「Fatシリーズ」なんやで~
そのため、信託報酬が「0.4%(税抜き)」と、最近の感覚でいえば決して激安とは言えない水準の投資信託となっております!
しか~し!
信託報酬はあくまでコストであって、重要なのはコスト以上のリターンがあるかどうかです!
例えコストを1%払ったとしても、コスト以上のリターンが得られるのであれば何も問題ありません!
本指数はその名の通り、数ある日本株の中から「クオリティの高い」「150銘柄」を厳選して構成されており、一般的なTOPIXよりも高いリターンが期待できます!
コスト0.1%でリターンが3%よりも、コスト1%でリターンが5%の方がええんやで~(^^♪
さぁ!
それでは早速、「JAPANクオリティ150インデックス」のリターンを比較してみましょう(^^♪
比較検証!
比較に用いたデータは、下記の投資信託のデータを参照しました。
①JAPANクオリティ150インデックス
三菱UFJ国際-eMAXIS JAPANクオリティ150インデックス
②TOPIX
三菱UFJ国際-eMAXIS TOPIXインデックス
③日経平均
三菱UFJ国際-eMAXIS日経225インデックス
「eMaxisシリーズ」同士の比較やで~
共通のデータが採れる、2016年1月からそれぞれ比較していきたいと思います!
2016年1月~2022年5月
2017年1月~2022年5月
2018年1月~2022年5月
2019年1月~2022年5月
2020年1月~2022年5月
2021年1月~2022年5月
2022年1月~2022年5月
ほぉ・・・(*´ω`*)
結構いいんじゃない!?
今年に入ってからの成績はイマイチですが、長期的にみれば「TOPIX」をかなりアウトパフォームしております!
特に2018年の「VIXショック」や、2020年のコロナショックなどで下落耐性が強いことが確認できます!
ショックからの戻りも早いね(^^♪
2022年の不調も、2021年までが好調だった反動なだけなんやで~
これはもしや・・・
隠れた有望な指数を発見してしまったのではないでしょうか(^^♪
まとめ
いかがでしょうか?
超マイナー指数である「JAPANクオリティ150インデックス」!
こんな色物指数・・・
ど~せTOPIXにも負けるんでしょ!?
このような大方の予想に反し、長期で見ればTOPIXに10ポイント以上の大差をつけるリターンをあげております(^^♪
しかもその内容も、「下落に強く」、「戻りも早い」という、理想的な特性を秘めております!
これはやはり、日本株の中でも「クオリティが高い150銘柄」を厳選していることが効いているのだろうと思われます!
一方、似たような指数である「TOPIX100」の場合は、長期で見てもTOPIXと大差なく、所々では逆にTOPIXに負けてしまう始末・・・
これはひとえに、150銘柄の抽出法が優れており、ひいては指数自体が優れているということの証左でしょう!
「TOPIX100」がやられたか・・・
くっくっくっ・・・
奴は我らの中で最弱!
指数四天王の面汚しよ!
惜しむらくは、指数がマイナー過ぎるため、投資できる商品が「1商品」しかないことです!
「eMaxisシリーズ」自体は超有名シリーズですが、「JAPANクオリティ150インデックス」自体は、純資産が「約20億程度」で決して盤石とは言えません・・・
実は投資信託ではなく、同じく三菱UFJ国際投信のETF、「MAXISシリーズ」からも「JAPANクオリティ150インデックス」連動のETFが発売されていたのですが、あまりにも人気がなかったため、2021年の10月にあえなく繰り上げ償還されてしまいました・・・(´;ω;`)
もっと流動性あれば、きんぎょも投資したかったのに・・・(´;ω;`)
悲しいね・・・(´;ω;`)
投資信託の方は、ETFと違ってそう簡単には償還されないと思いますが、あまりにも地味で人気が乏しいため、あり得ない話ではないかもしれません・・・
ていうか・・・
日経平均とあんまり変わらないんだったら、日経平均で良くな~い?
シャラップ!
それを言ったらお終いなんやで~!
きんぎょ的には、非常に「有望」で「優良」な指数だと思っているので、日本株の「サテライト的」に投資をしたいと思っているのですが・・・
皆ももっと買っちくり~💦
一応、「指数」はオヌヌメです・・・
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。