こんにちは!
きんぎょです。
東証ETFをこよなく愛するきんぎょは、定期的に東証のHPにて、「ETFの新規上場情報」をチェックしております(^^♪
先日も、いつも通り東証の新規ETFの情報を漁っていた所、驚愕の情報を発見いたしました!
カチカチカチ・・・
なんか新しいETFの情報は無いかな~?
カチカチカチ・・・
チッ・・・
ま~た米国株系のETFが上場か・・・
「S&P500」とか「NASDAQ」なんて、もうおなか一杯だっつ~の( ゚Д゚)
カチカチカチ・・・
・・・
おっ!?
カチカチカチ・・・
こ、これは・・・!
カチカチカチ・・・
つ、ついにあのETFが、日本でも上場なんやで~!?
え~!?
いったい何のETFが上場するの~!?
なんと!
米国市場で大人気の「あの」ETFが、遂に日本に上陸であります(^^♪
その名も、
2858 グローバルX 日経225カバード・コールETF(プレミアム再投資型)
\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
す、凄~い!
今大人気の「カバコ」の日本版だよ~(^▽^)/
カバード・コール ETF!
なんと!
いま日本でも大人気の「超高配当」で名高い、「カバード・コール戦略」を駆使したETFが遂に日本に上陸であります\(^o^)/
しかも運用会社は「本場」と同じ、「グローバルX社」が手掛けております!
米国ETFでは、「NASDAQ100」や「S&P500」を使用した「カバード・コール戦略」を駆使しておりますが、ここ日本ではおひざ元の「日経225」を利用した商品となっております!
う~ん・・・
なんか凄そうっていうのは分かるけど・・・
「カバード・コール戦略」っていったい何なの!?
か~!
これだから情弱な出目金は困るんだ!
■カバード・コール戦略とは!?
カバード・コール戦略とは、オプション取引の一種である、コール・オプションの売却により得られるオプション・プレミアムを主な収益源とする戦略です。
当戦略は日経平均株価の上昇による値上がり益を放棄する一方、オプションの売却によって得られるオプション・プレミアムが主な収益源であり、相場が膠着する局面で着実に収益を積み上げることができるとともに、相場の下落局面においてはオプション・プレミアム分がクッションとなり、日経平均株価の下落による損失を軽減させるという特徴があります。
・・・意味が分からないよ!
詳しい解説は自分でググってクレメンス!
酷過ぎワロタwww
オプションの解説を始めるとかなり複雑になりますし、きんぎょ自身知識はありますが、実際のオプション取引はしたことがないため、詳しい解説は「他の有識者」の方々にお任せいたします(^^♪
この戦略のミソは、「安定的に高配当を享受できる」ことであります!
実際に同戦略を用いる米国上場の「カバコETF」達は、このご時世に驚愕の利回りを叩き出しており、近年では配当マニアたち御用達のETFとなりつつあります!
その利回り、
驚異の「10%」以上!
え~!?
10%以上~!?
高すぎワロタwww
そんな超高配当ETFの日本版が上場するとは、いやが応にも期待が高まるじゃあ、あ~りませんか!?
ETFの情報
本ETFは「7月29日」に上場予定です!
よって、現在においてはまだ運用情報や配当利回りなどは不明です!
既に開示されているカタログスペックを以下に記載いたします!
2858 グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)
(2022.07.16時点)
・純資産額・・・不明
・信託報酬・・・0.275%(税抜き)
・利回り・・・不明
・決算期・・・4・10月
・上場日・・・2022.07.29
・管理会社・・・グローバルX
あれ・・・!?
決算期は年2回しかないの!?
これはいったい・・・!?
本場の「QYLD」などは、驚異の「毎月分配」を実現しているにもかかわらず、本ETFはたったの「年2回」・・・
これは一体どういうことなのでしょうか!?
改めて本ETFの名称を確認してみると、末尾に「プレミアム再投資型」との記載が・・・
これって・・・!?
まさか、無分配なの!?
ETFのパンフレットには、対象指数の説明として以下のような記載があります!
■対象指数について
日経平均カバードコールATMインデックスは、日経平均株価(日経平均)を原資産として、1ヵ月ごとに新しく期近のコール・オプションを売り建てる「カバードコール戦略」を行なった場合の収益を表す指数です。
具体的には、各限月の取引最終日翌日(SQ日)に日経平均のコール・オプションを清算するとともに、原資産である日経平均とほぼ同じ水準の権利行使価格で、新たに直近限月となった日経平均のコール・オプションを売り、そのプレミアムを理論上再投資した形となっています。
え~!?
再投資ってことは、配当出ないの~!?
良く分からないんやで~💦
獲得したオプションプレミアムを「再投資」するということは、無分配の投資信託と同じような考え、ということなのでしょうか!?
もちろん、そうであれば基準価格に再投資分が反映されるため、ETFの価格自体は上昇するのかもしれませんが、この商品のニーズとしては「キャピタル」よりも「インカム」重視の方が多いと思うので、商品設計に大分ミスマッチがあるのではないかと思うのですが・・・
まとめ
いかがでしょうか?
満を持して登場した、国内版「カバコETF」ですが、商品の説明文だけを見ると、本場の「QYLD」などとは少し毛色が違うようであります!
特に、カバコ戦略で得た「オプションプレミアム」が配当として払い出されるのか、ということが非常に気になるところであります!
名称にもある「プレミアム再投資型」というものが、いったいどのような運用なのか、現段階ではきんぎょには分かりかねますが、文言だけ見れば「無分配なのではないか!?」・・・とすら思えてきます!
本場の「QYLD」も、配当目当てで買われてるのに・・・(´;ω;`)
無分配なら、こんなETFいらへんで~!
そもそも、現在投資マニア界隈で大人気の「カバコETF」ですが、こんなものが日本でも発売され始めたという事実が、既に「商品として末期」なのではないか、ときんぎょは考えております!
あの「レバナス」も、日本で大人気になり次々と新規ファンドが設定されていた時が「一番の全盛期」であり、その後すぐに(ウクライナ危機という外部要因があったにせよ)市場は飽和し、大暴落を演じたのであります!
きんぎょ流の投資格言として、
日本人、騒ぎ出したらもう終わり
・・・と、考えております!
レバナス然り!
円安然り、であります!
最近は円安で、外貨商品のプッシュが激しいんやで~!
ここら辺がピークなのかも!?
このような観点から「カバコETF」の趨勢を見ていると、そろそろ「超高配当」という宴の終焉は近いのではないか、と思っております!
そもそも、利回り「15%」とかっておかしくないですか!?
これが本当に続くのであれば、4年ちょっとで元本回収出来ちゃいますけど・・・
オプションの売りは、「時間的価値」分が確実に儲かるのは分かりますが、買い戻す際に大幅な踏み上げを食らったら「本質的価値」の部分で大損を食らうのではないでしょうか!?
トルコリラの高利回りと同じで、結局は損するんとちゃうんか!?
良く分からないよ~💦
よくわからんモンには、ワイは投資せぇ~へんで~!
満を持して登場した「国内カバコETF」!
果たして本場と同じく、「驚異の利回り」が実現するのか!?
それとも配当マニア達からの非難を浴びることになるのか・・・
真実は如何に!?
乞うご期待やで~!
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。