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【激突 指数対決!】新興国株式指数を比較! FTSE RAFI エマージング インデックスの実力を検証する!

見た目は同じでも・・・!?

 

こんにちは!
きんぎょです。

 

今回の比較対象は、新興国株に連動する指数たちを取り上げてみたいと思います!

 

え~!?
新興国株~!?

 

新興国株のインデックスなんて、「MSCI」ぐらいしか無いんじゃないの!?

 

か~!
これだから情弱な出目金は嫌なんだ!

 

新興国株に連動するインデックスの中では、eMaxisなどでも採用されているMSCIエマージング・マーケット・インデックスが最も有名ですよね(^^♪

 

 

しかし!

 

米国上場ETFで有名な「バンガード社」などが運用する「VWO」などの新興国株ETFでは、「MSCI」ではなく「FTSE社」のFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップインデックスが採用されております!

 

新興国株業界としては、主にこの「MSCI」か「FTSE」の指数を採用しているものが大半となっているのであります\(^o^)/

 

でも結局何が違うの!?
ど~せ中身は同じなんじゃない!?

 

きんぎょは指数の専門家ではないので、細かい所は良く分かりませんが、よく言われている2社の違いとしては、以下のような点が挙げられております!

 

■「MSCI」と「FTSE」の違い

①「MSCI」は大型・中型株、「FTSE」は小型株まで含む

②「MSCI」は「韓国」が新興国扱いだが、「FTSE」は先進国扱い

③「FTSE」の方が、指数のライセンスフィーが(ちょびっと)安い

 

そうなんだ!
じゃあ今回はその「MSCI」と「FTSE」の2指数を比較するんだね!

 

 

いやいや・・・

 

そのような違いに着目した指数比較は、既に有識者の方々の研究(ブログ)が大量に公開されており、新鮮味に欠けるため、きんぎょとしては比較しても面白くありません!

 

 

そこで!

 

今回はマイナーな「FTSE RAFI エマージング インデックス」という指数をメインに比較してみたいと思います!

 

え~!?
何なのこの指数は?

 

「FTSE」って書いてあるけど・・・
同じ指数じゃないの~?

 

 

FTSE RAFI エマージング インデックスとは?

 

皆さんはこの指数をご存じでしたでしょうか!?

 

名前からも分かる通り、基本的にこの指数は「FTSE」の指数がベースとなっております!

 

しかし、その中から更に「リサーチ・アフィリエイツ社」がファンダメンタル分析などを行い、良好な結果を得た銘柄群に絞り込みをかけた「厳選株指数」となっているのです\(^o^)/

 

■FTSE RAFI エマージング インデックスの仕組み

・FTSE社(FTSE International Limited)の流動性基準、時価総額基準、浮動株調整をクリアーした新興国の上場株式の中から、4つのファンダメンタル指標(株主資本、キャッシュフロー、売上、配当)に着目し、リサーチ・アフィリエイツ(ResearchAffiliates LLC)独自のインデックス構成手法により、銘柄の選定およびウェイト付けを行なう指数です。

 

■インデックス構成手法

(1)FTSE エマージング All Cap インデックスに採用されている銘柄をユニバースとし、4つのファンダメンタル指標をもとに各銘柄のスコアを算出します。

(2)各銘柄をスコアの高い順にランク付けを行ない、ユニバース銘柄から上位約400銘柄を選定します。

(3) 各銘柄のスコアをもとに選定銘柄のウェイト付けを行ない、インデックスを構築します。

 

えっ!?
じゃあ、インデックスファンドだけど、指数に組み込む銘柄選定の段階でアクティブ要素があるってこと!?

 

せやで!
JPX日経400みたいに、ファンダで絞り込んだ、厳選された「400銘柄」なんやで~!

 

分析を担当する「リサーチ・アフィリエイツ社」とは、どうやらこのようなアクティブ的手法を加味したファンダメンタルインデックスという概念の生みの親らしく、その道の第一人者として有名なようであります!

 

そんな「ファンダ分析の大家」が開発した超優良指数であれば、一般的な新興国株指数のリターンを大幅に超過したリターンを叩き出してくれることでしょう(^^♪

 

 

さぁ!

 

それでは早速、「FTSE RAFI エマージング インデックス」のリターンを比較してみましょう(^^♪

 

 

比較検証!

 

比較に用いたデータは、下記の投資信託のデータを参照しました。

 

①MSCIエマージング・マーケット・インデックス

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim新興国株式インデックス

 

②FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ・インデックス

楽天-楽天・新興国株式インデックス・ファンド

 

③FTSE RAFI エマージング インデックス

iFree 新興国株式インデックス

 

共通のデータが採れる、2018年1月から2022年9月16日までのデータを、それぞれ比較していきたいと思います!

 

2018年1月~2022年9月

 

う~む・・・
微妙なんやで~💦

 

「MSCI」と通常の「FTSE」は、ほぼ同じだね!

 

「RAFI」はコロナショックからの戻りが悪いんやで~!

 

 

それでは、次は隔年ごとに分けて分析してみましょう(^^♪

 

 

2018年

 

2019年

 

2020年

 

2021年

 

2022年

 

ほぉ・・・( ゚Д゚)

 

2020年のコロナショック時は大負けだね・・・(´;ω;`)

 

でもそれ以外は、結構成績良いんやで~💦

 

 

まとめ

 

いかがでしょうか!?

 

意外と善戦しているのではないでしょうか!?

 

恐らくですが、「FTSE RAFI エマージング インデックス」は、一般的な指数と比較して、割安な「バリュー株」が多く組み込まれているのではないでしょうか!?

 

そう考えると、コロナショック後の「ハイグロ相場」で後れを取っていたのも頷けます!

 

2021年以降は他に比べて「下落耐性」があるみたいだね!

 

きっと「バリュー株優位」に変わったからなんやで~!

 

通り一遍に新興国株に投資するよりも、このようなエッジが効いた指数に投資するのも面白いかもしれませんね(^^♪

 

仮に「FTSE RAFI エマージング インデックス」に投資したい、と考えた場合は、この指数を対象としている投資信託は「iFree 新興国株式インデックス」のみとなっております!

 

「iFree 新興国株式インデックス」は信託報酬が最安ではないですが、「0.34%(税抜き)」と、十分に低コストとなっており、このような変わった指数をに投資できることを考えれば許容範囲といえます!

 

皆様も、新興国株に投資する場合は「FTSE RAFI エマージング インデックス」への投資も選択肢の一つとしてご検討してみてはいかがでしょうか(^^♪

 

www.kinngyo92.com

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※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。