きんぎょの高配当投資で配当生活を目指すブログ

株で配当生活を目論む、オスきんぎょです(※当ブログではグーグルアドセンスによる広告を利用しております。)

新NISAブームの中、ひっそりと静まり返る「独立系直販投信会社」! 今こそ「ロマン枠」として、独立系直販投信を再考する\(^o^)/

金魚も独立系(^^♪

 

こんにちは!

きんぎょです。

 

新NISAが始まって、投資業界は活気づいていますね(^^♪

 

ネット証券を中心として、各証券会社の預かり残高はうなぎのぼり!

 

運用会社も新NISAのための新ファンドを次々と新設し、顧客獲得に奔走しております!

 

 

・・・このように、お祭り騒ぎの投資業界ですが、そんな中一人だけ「お葬式ムード」となっているグループが存在します!

 

 

 

 

 

 

 

 

そう!

 

 

 

 

 

 

 

 

独立系直販投信会社であります\(^o^)/

 

 

え~!?
独立系直販投信会社~!?

 

・・・

 

一体どういうことなの~💦

 

 

今回は「空前の投資ブーム」の中において、取り残されてしまった「独立系直販投信」についてスポットを当てていきたいと思います(^^♪

 

 

独立系直販投信とは!?

 

独立系直販投信とは、「野村アセットマネジメント」や「三菱UFJアセットマネジメント」など、大手金融機関のグループに属さない運用会社で、「野村證券」や「大和証券」などの証券会社を通さずに自前で顧客に直接投信を提供する会社のことであります!

 

一昔前は、大手金融機関グループが提供する投信は、回転売買のためのエサ的な商品や、ブームに合わせた粗悪品が多いなどの問題を抱えていました!

 

また、信託報酬や販売手数料なども高額で、まともな商品が少ないといっていい、というような世紀末的な状態が続いていたのです!

 

販売会社が儲かればええんやで~!

 

顧客の利益は二の次だよ~!

 

草www

 

 

そんな中、系列の金融機関に忖度することなく、優良な商品を低コストで直接顧客に提供したい、という「どこにも属さない」、自社販売の「直販」というスタイルを確立して一大ブームを巻き起こしたのが、この「独立系直販投信」であります!

 

当時は販売手数料という名の「横抜き」が当たり前だった時代、「直販」というスタイルにより、販売手数料「ゼロ」!

 

まだまだ高コストのファンドばかりで回転売買やタコ足分配が横行していた時代に合って、アクティブファンドでも比較的低コストの手数料と分配金を出さない、長期投資専用のファンドは大変貴重であり、まさに「投資信託による資産形成」という現代に続くフロントランナーでありました・・・

 

そんな老舗と伝統を持つ「独立系直販投信」ですが、時代は移り変わり、現代は低コスト投信がひしめく投信戦国時代に突入!

 

今やネット証券での購入は「ノーロード」が当たり前!

 

インデックスであればコストは「0.1%」!

 

独立系直販投信はもはやカスwww

 

うぎゃぁぁああああ!

 

ここ数年で低コスト化の勢いが凄まじいよ~💦

 

・・・このように、投資信託業界も低コスト化競争が勃発し、今では超低コストで世界中の株に分散できる超優良のインデックスファンドがひしめき合っております!

 

 

更に悪いことに、2024年に始まった「新NISA」も「独立系直販投信」にとっては逆風であります!

 

NISA制度は基本的に「1人1口座」が原則です!

 

新NISAになってからは投資枠が拡大し、従来の「積立枠」のほかにも、「成長投資枠」として投信や個別株の売買も行えるのです!

 

ここで問題になるのは、「独立系直販投信」で新NISA口座を開設すると、投資枠1800万円のすべてを「その投信だけ」に投資しなければいけないという事実です!

 

一般の証券会社であれば、個別株は当然として、A投信だけではなくB投信、C投信などのラインナップが多く、選択肢が充実しており、1800万円の枠内で様々な商品を選択することが可能です!

 

しかしながら、「独立系直販投信」の場合、多くは自社販売の「1商品」しか用意しておらず、選択肢が極端に制限されてしまいます!

 

今までの積み立てNISAだと、年間40万円だったのでまだ許容できるレベルでしたが、合計が1800万円ともなると、全額を1商品だけに注ぎ込むという事は非常にリスクが高いと言わざるを得ません!

 

全世界型の投信ならともかく、「さわかみファンド」や「コモンズ投信」だと日本株オンリーだから、カントリーリスクも高いんやで~!

 

せっかくだから、いろいろな商品に投資したいよ~(´;ω;`)

 

 

・・・このように、一般の投資業界にとっては追い風の「新NISA」ですが、「独立系直販投信」にとっては口座開設への躊躇や、資金流出の懸念といった「逆風」が吹き荒れているのです!

 

そんな中、果たして「今「独立系直販投信」に投資する価値」はあるのでしょうか!?

 

仮に非課税の恩恵を受けられなくても、魅力的な商品であれば特定口座でも投資する価値はあるというものです(^^♪

 

独立系直販投信業界の現状を確認してみましょう(^^♪

 

 

独立系直販投信の種類

 

一般的に「独立系直販投信」と呼ばれているのは、以下に挙げる8社であります!

 

■独立系直販投信

①さわかみ投信

②セゾン投信

③コモンズ投信

④鎌倉投信

⑤ユニオン投信

⑥パリミキアセット(旧クローバー)

⑦ありがとう投信

⑧レオスキャピタルワークス

 

意外と多いね(^▽^)/

 

⑧のレオスはSBIの子会社だし、コモンズやセゾンも直販以外の証券会社経由の販売も多いから、「独立系直販投信」としてはもはやビミョ~なんやで~!

 

 

それではさっそく、各運用会社の商品を確認してみましょう(^^♪

 

 

①投資対象

 

まず始めに、投資対象の違いを確認してみましょう!

 

■組み入れ資産

 

基本的に株式メインですが、セゾンの「グロバラ」とレオスのバランスファンドの一部は債権を組み入れております!

 

さわかみファンドとひふみ投信は、メインは日本株だけど、一部に外国株も組み入れているよ~!

 

まぁ、ほんのアクセント程度なんやで~!

 

 

②販売形式

 

■販売形式

 

独立系の運用会社なので、基本的には直販のみですが、一部は既存の証券会社からでも普通に購入できたりする場合があります!

 

コモンズ投信はSBIなどでも購入できますし、セゾンも一部では購入できます!

 

ひふみ投信なども、外販用は「ひふみ+」という名称は異なりますが、中身は同じ商品は各所で購入できます!

 

一方で、さわかみファンドを始めとしたその他のファンドは、基本的にその運用会社で口座を開かない限り、購入することはできません!

 

これらのファンドは希少価値が高いんやで~!

 

保有してると、人に自慢できるかも(^▽^)/

 

本質から乖離してて草www

 

 

③投資形式

 

■投資形式

 

個別株投資と、FoF(ファンドオブファンズ)が半々ですね(^^♪

 

きんぎょ的には、FoFは手数料が二重に発生するため、個別株に直接投資する形式の方が好ましいと考えております!

 

ひふみシリーズの派生版については、FoFといっても自社内のファンドを組み入れているため、一般的なFoFとは若干異なるかと思いますが・・・

 

FoFだと手数料がかさんで不利なんやで~!

 

運用の巧拙的にも、個別株投資の方が一枚上手のような気がするよ~💦

 

 

④信託報酬

 

■信託報酬


手数料の安さは、将来的な運用リターンにも大きく影響を及ぼします!

 

アクティブ派のきんぎょとしては、単に信託報酬が安いだけでは評価しませんが、できるだけ安いにこしたことはありませんよね(^^♪

 

日本株で「1.0%」、外国株含むで「1.5%」がいいところかと思います!

 

そういう意味では「鎌倉投信」は「1.1%」で、まぁ普通のような気がしますが、現金比率が4割程度と高いことを考えると、実質的には割高感があると言わざるを得ません!

 

また、「パリミキ」や「ユニオン」についても信託報酬が若干高く、後述するリターンの成績も考慮するとなかなか厳しいものがあるといえるでしょう!

 

高くてもリターンがよければいいけど・・・

 

高いのがいいとは限らんのやで~!

 

 

⑤リターン

 

■リターン

 

投資において、最も重視すべきは「リターン」であります!

 

前述の信託報酬がどれだけ高額になろうが、その分を超えるリターンを叩き出してくれれば、まったく問題ではありません!

 

きんぎょ的には、アクティブファンドについては少なくとも「TOPIX」のリターンは超えてほしいと思っております!

 

上表を確認すると、「パリミキ」や「ユニオン」の成績は中々厳しいと言わざるを得ませんね!

 

さわかみファンドも若干アンダーパフォームしておりますが、直近の現金比率が2割程度という事を考えると、まぁまぁ検討しているといっても良いのでしょう!

 

鎌倉投信に至っては、かなり低調な成績となっておりますが、そもそもこのファンドのコンセプトが、金銭的リターンはほどほどにして、社会貢献的な側面を重視したファンドなので、その辺を考慮するとこの結果は悪くないといえるのではないでしょうか!?

 

結局、インデックスの方が強いって事なの~💦

 

まぁ、投資は趣味だし、最低でもTOPIX並みなら及第点だから・・・

 

言い訳乙www

 

 

⑥純資産・将来性

 

最後に、純資産残高と将来の継続性についてです!

 

■純資産・継続性

※ひふみは直販分のみを計上

 

数百億円規模のファンドは、それなりの資産規模という事で、まぁ「安泰」といってよいでしょう(^^♪

 

一方で少し心配なのが、「ユニオン」と「パリミキ」であります!

 

ファンド規模的には決して少額ではないのですが、相対的に純資産が小さいため、今後の継続性に一抹の不安がよぎります!

 

さわかみファンドや鎌倉投信はコアなファンが多いし、純資産額もかなりの規模なので当分は心配ないでしょう!

 

セゾン投信も純資産額的には全然安泰なのですが、直近で巻き起こった「中野会長解任劇」の影響で、中野さんに共感して投資していたファンの方々の動向が注目され、セゾン投信の今後についても若干の不安がないでもありません!

 

コアなファンがいる会社は強いんやで~!

 

さわかみファンドや鎌倉投信は、以外にも底堅そうだよ~(^▽^)/

 

成績はともかくとしてwww

 

 

まとめ

 

いかがでしょうか!?

 

過去に一世を風靡した「独立系直販投信会社」の現状・・・

 

明暗がくっきりと分かれているのではないでしょうか(^^♪

 

 

直販だけではなく、販路の拡大によって残高を伸ばしている「レオス」「コモンズ」「セゾン」・・・

 

直販を固辞するも、コアなファンが支える「さわかみ」と「鎌倉投信」・・・

 

じりじりと顧客基盤を喪失しているその他・・・

 

これで成績が飛び抜けてよければいいんだけど・・・

 

成績は微妙やで・・・

 

 

投資信託は金融商品なので、もちろんリターンは大事ですが、「独立系直販投信」についてはリターンを度外視した「理念」も大事だと考えております!

 

要するに、リターンとは別に「理念への共感」が重要で、どれだけファンドのファンが増やせるか、が最大の争点であります!

 

そういう意味では、設立当初からリターン競争から距離を置いた「鎌倉投信」と、「独立系直販投信」の草分け的存在の「さわかみファンド」はやはり強いですね(^^♪

 

新NISAなどの逆風にあっても、コアなファンが協力に下支えしているので、継続性という観点でも悲観しなくてもよさそうです!

 

また、これらの投信会社は「レポートの発行」や「運用報告会の開催」などを定期的に行っており、コミュニティーの形成で力を入れている点が評価できますね(^^♪

 

一方で、「パリミキ」や「ユニオン」についてはパッとせず、コストも高いし利便性も悪く、おまけにリターンも悪いという商品に成り下がってしまっており、今後のテコ入れが必須といっても良いでしょう!

 

いっそのこと、「独立系直販投信」で合併して、どの商品も買えるようにした方がええんとちゃうんか!?

 

そうすれば、新NISAで利用したい人も増えるかも(^▽^)/

 

 

・・・というような感じで、逆風に喘いでいる「独立系直販投信」ですが、実はきんぎょは何社かに口座を開設しており、このご時世にあっても保有を継続しております!

 

■きんぎょの保有口座

・さわかみ投信

・鎌倉投信

・ありがとう投信

 

え~!?
3つも保有しているの~💦

 

しかも「さわかみ」と「鎌倉投信」はわかるけど、「ありがとう投信」も保有してるの~!?

 

成績が良くもなく、悪くもなく、地味なところが渋くていいんやで~!

 

こっちに投資するくらいなら、一刻も早く新NISAを埋めた方がいいんじゃないの~!?

 

こっちの投資は「ロマン枠」だからええんやで~!

 

草www

 

 

 

一世を風靡した「独立系直販投信」・・・

 

これを機に「ロマン枠」として、皆様も投資を開始してみてはいかがでしょうか(^^♪

 

 

www.kinngyo92.com

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※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。