こんにちは!
きんぎょです!
新NISAが始まってはや半年・・・
株キチの皆様のこと・・・
新NISAへの投資をバンバンと進めているでしょうか(^^♪
してるよ~(^▽^)/
投資しているんやで~!
ご存じのとおり、新NISAは旧NISAから大幅にパワーアップを果たしており、ある意味では「新NISAの枠さえ使い切ってしまえばOK」とまで言ってよいような破格の制度となっております!
昨今の株高も追い風となって、世はまさに「大投資ブーム」到来!
新NISAを目的とする証券口座の開設数がうなぎ上りに増加している模様であります\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
ネット証券を中心に、口座開設数の勢いが増加中だよ~💦
やっと世間が投資に追い付いてきたんやで~!
独立系投信の今!
そんな「勢いに乗っている」証券業界ですが・・・
せっかくの新NISA制度導入も、制度の恩恵に浴することができずに「苦しみ喘いでいるグループ」が存在します・・・
そのグループとは・・・
そう!
直販系投信会社であります\(^o^)/
え~!?
直販系投信会社~!?
・・・
でもいったいどうして~!?
新NISAは直販系投信でも利用できるでしょ~!?
か~!?
これだから金融制度に疎い出目金は嫌なんだ!
確かに、直販系の投信会社においても新NISAを利用することは可能であります!
しかしながら、独立系直販会社の多くは自社商品のラインナップが乏しく、さわかみ投信のように基幹の「さわかみファンド」一本、という会社も少なくありません!
このような直販会社で新NISAの口座を開設してしまうと、ほかの商品には投資できず、必然的に直販商品一本に1800万円分ぶっこむことになってしまいます!
直販会社が取り扱っている自社投信は良い商品が多いのですが、さすがに一つの投信に資金を全ツッパするのはリスクがありすぎるようにも思います・・・
せっかくの非課税枠だから、もっといろいろな種類の投信に投資したいよ~💦
さわかみ投信や鎌倉投信なんかは、日本株100%になってしまうんやで~!
過度な分散はどうかと思うけど、ここまで集中投資するのはちょっと・・・
会社自体がなくなるリスクもあって草www
そもそも「積立て投資枠」に対応している直販会社だったらまだよいですが、「積立て投資枠」に採用されていない「ユニオン投信」や「パリミキアセット」などで新NISAを開設してしまったら、そもそも成長投資枠の1200万円までしか利用できない、という事態になってしまうことも考えられます!
うぎゃぁぁああああ!
え~!?
全部の枠が利用できないの~(´;ω;`)
個別株にも投資したいから、口座開設はやっぱり大手の証券会社に限るんやで~!
新NISA口座は「一人一口座」が原則であります!
高配当株などの個別銘柄も利用したければ、必然的に口座開設は主要証券会社での開設がマストとなります!
このような背景があってか、特に自社商品1本程度しか用意していない「独立系直販会社」は新NISAの導入以後も口座の増加が進んでおりません!
それどころか、非課税枠の消費を優先してか、新NISA口座での投信購入に充てるため、直販会社からの資金流出が加速しているフシもあります!
どうせ投資するなら、非課税枠を先に埋めたいし・・・
枠が1800万円に拡大したから、資金力的にもほかに振り向けてる余裕はないんやで~!
逆襲開始!?
新NISAの導入がまさかの逆風と化してしまった直販系投信会社・・・
このまま座して死を待つことになるのか・・・
そのようなことも頭によぎりつつ、直販会社のホームページを漁っていたところ、興味深いリリースが飛び込んでまいりました!
セゾン投信の国際分散型2ファンド、SBI証券で販売開始\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
え~!?
SBI証券でセゾン投信が買えるようになったの~!
なんと!
今までideco以外では直販にこだわっていたセゾン投信の商品が、遂にSBI証券という巨大ネット証券でも購入できるようになったのであります!
おそらく、直販に強いこだわりがあった創業者の中野さんを追い出しことから、セゾン投信も販売チャネルの拡大に打って出てきたのではないでしょうか!?
そして・・・
話はセゾン投信だけには留まりません!
なんと!
直販会社の一角である「パリミキアセットマネジメント」もSBI証券と提携を発表したのです!
自社運用の直販ファンド、「コドモファンド」と「難波おふくろファンド」がSBI証券経由で購入できるようになりました!
え~!?
パリミキアセットマネジメントもなの~!?
あの「マニア垂涎」の投信、「コドモファンド」と「難波おふくろファンド」がSBI証券で投資できるんやで~!
今まで直販オンリーでマイナー過ぎたから資金が伸び悩んでいたけど、これで人気が爆発するかも(^▽^)/
いい時代になったもんなんやで~!
成績がイマイチでコストが激高投信で草www
まとめ
いかがでしょうか!?
独立系直販投信会社の逆襲・・・
投資してみたくなってきたのではないでしょうか(^^♪
新NISAで苦境に立たされていた直販会社たちが、ここへきて動きが活発化してまいりました!
SBI証券の販売力を武器に、直販というくびきを脱し、新規顧客の獲得競争に参入したのであります!
直販投信会社といっても、すでに「レオス」や「コモンズ」などは積極的に外販しており、資産残高も巨額になりつつあります!
今まで独自の直販にこだわって顧客数が伸びていなかった直販会社も、外販を強化することによって更なる飛躍を図ることができるかもしれませんね(^^♪
■直販会社の現状
運用会社 | 区分 |
さわかみ投信 | 直販のみ |
セゾン投信 | SBI証券で開始 |
コモンズ投信 | 各種証券会社 |
鎌倉投信 | 直販のみ |
ユニオン投信 | 直販のみ |
パリミキアセット | SBI証券で開始 |
ありがとう投信 | 直販のみ |
レオスキャピタル | 各種証券会社 |
でも・・・
直販会社はそういう獲得競争から一歩置いた位置にいるのが強みなんじゃなかったっけ!?
ドキッ!?
そういう一過性の投機的な資金じゃなくて、投資哲学に共感してくれたホントウのお客様に投資してもらった安定的な資金で腰を据えた長期投資をするのが直販系の理念じゃなかったっけ!?
シャラップ!
理想でメシは食えへんのやで~!
積極的に外販に突き進めば、多くの資金を獲得できるかもしれませんが、成績が悪いと一気に資金が引き上げられ、運用が難しくなってしまう恐れもあります!
また、外販すれば当然信託報酬のうちの販売会社分の取り分がなくなり、それだけ運用会社の利益が削られてしまう事でしょう!
便利なネット証券で購入できるのであれば、わざわざ面倒な直販口座など誰も作らなくなってしまう可能性もあります!
直販口座からSBI証券に投信を移管した方が取り回しがええんやで~!
直販会社の意義がなくなっちゃうよ・・・(´;ω;`)
投資哲学に共感して直接に口座を開設したものにだけ購入できた直販型投信・・・
当初の理念を失って、顧客獲得に走った直販会社に存在意義はあるのか!?
はたまた、直販オンリーの会社は口座開設数が先細り、このまま「緩慢なる死」を迎えてしまうのか!?
直販系投信会社には頑張ってもらいたいんやで~!
運用理念や投資哲学を失わず、突き進んでほしいよ~💦
直販系投信の今後の行方に注目したい所であります(^^♪
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。