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【ETF列伝】2017 iFreeETF JPXプライム150 の評価とまとめ

エリート軍団!

 

こんにちは!

きんぎょです!

 

 

最近は日本株も好調でありますね(^^♪

 

日経平均も4万円を超えたとか超えないとかで盛り上がっております!

 

東証改革も徐々に進んでおり、株主還元に力を入れる企業が増加しており、昔のように低PBRで万年割安だけど投資魅力が低い企業が一転して高配当企に転換していたりと、日本株市場にも投資妙味が一段と向上していると感じます!

 

日本株も頑張っているんやで~!

 

成熟企業も高配当化して、配当マニアには嬉しい変化だよ~(^▽^)/

 

 

そんな日本株市場ですが、長年指摘され続けていたのは「指数」の魅力度低下であります!

 

諸外国、特に米国市場では「NYダウ」や「NASDAQ100」、「S&P500」などが有名ですよね(^^♪

 

これらの指数は超優良で知られており、数十年前にこれらの指数に1万ドル投資していれば今頃は数百万ドルに・・・な~んて文句が投資本で踊りまくっております!

 

米国株は指数投資が最強なんやで~!

 

指数内での企業の新陳代謝も進んでいるよ~(^▽^)/

 

 

一方で、我らが日本株指数はどうでしょうか!?

 

日本を代表する株価指数といえば「日経平均」と「TOPIX」が双璧であります!

 

しかしながら、これらの指数はいびつで入れ替えも少なく、米国のように指数に投資していもイマイチな成果しか得られない状況が続いておりました!

 

日経平均は値嵩株の影響が大きすぎるし・・・

 

TOPIXはクソも味噌も混在し過ぎなんやで~!

 

そもそも、どっちの指数も内部企業の入れ替えが少なすぎて草www

 

 

このように、我が国の株価指数は諸外国の株価指数に比べて洗練されておらず、指数に長期投資していてもなかなか思ったような成果が出ておりませんでした!

 

東証改革においても、TOPIXの構造的な問題を解決しようと、今までの「東証1部ならばすべて算入」から、プライム・スタンダード・グロースの各市場のトップクラスを厳選する指数へと脱皮を図ろうともがいておりますが、結果が出るまでまだ数年以上はかかると思われます!

 

一方でこのよう歴史の長い指数とは別に、新たに「真なる優良企業」のみを厳選した新指数を創造し、日本株の価値向上に貢献しようとする動きが活発化しております!

 

 

 

そんな中、JPX肝いりで2023年に誕生した新指数がこちらであります!

 

 

 

 

 

 

 

ジャカジャン!

 

 

 

 

 

 

 

JPXプライム150指数\(^o^)/

 

 

え~!?
JPXプライム150~!?

 

せやで!
東証プライム市場の中で、日本を代表する150銘柄を厳選しているんやで~!

 

 

そんな新指数ですが、指数発表と同時に連動する投資信託やETFなども続々と発表されております!

 

今回はそんな「日本を代表する150銘柄」に連動する、ホットなETFをご紹介したいと思います!

 

 

2017 iFreeETF JPXプライム150\(^o^)/

 

 

うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!

 

新指数が早速ETFで登場だよ~(^▽^)/

 

 

 

 

ETFの概要

 

それでは早速、最新の月報から、ETFの各種内容を見てみましょう!

 

2017 iFreeETF JPXプライム150
(2024.11.30時点)

・純資産額・・・138億円
・信託報酬・・・0.15%(税抜き)
・株価・・・1050.7円
・取引単位・・・1株
・利回り・・・1.61%
・決算期・・・4・10月
・上場日・・・2024.01.22
・管理会社・・・大和アセット

 

2024年に上場したばかりの出来立てホヤホヤであります(^^♪

 

残念ながら純資産はまだ「130億程度」しかありませんが、今後の積み上げに期待したい所です!

 

取引単位は1株ずつで、1000円程度から投資できるのはお手軽で嬉しい所です!

 

出来高は意外としっかりしており、毎日「数万~十数万株」の取引がコンスタントに続いております!

 

純資産の割には取引頻度は多い印象なので、個人投資家程度の資金であれば十分な流動性があるといえるのではないでしょうか!?

 

一方で、分配頻度は残念ながらオールドスタイルの「年2回」のみ・・・

 

できれば「年4回」が良かったのですが、150銘柄という事を考えると、分配時期をむやみに分散させずらい、という事もあるかと思うので致し方ない・・・といったところでしょう!

 

 

構成銘柄は!?

 

注目の構成銘柄に関して・・・

 

まずはおおもとの「指数」についての説明を確認します!

 

東証の公式ホームページが詳しいため引用してみましょう(^^♪

 

 

■JPXプライム150指数のねらい

 昨今、日本企業の価値創造の実態について注目が高まっていますが、例えば、東証プライム市場においては将来の価値創造の期待を表すPBR(株価純資産倍率)が1倍を超えている上場企業は約半数に留まっている状況であり、株主資本コストや株価を意識した経営の実現が求められています。

 こうした状況を踏まえ、今般、東証プライム市場に上場する時価総額上位銘柄を対象に、財務実績に基づく「資本収益性」と将来情報や非財務情報も織り込まれた「市場評価」という、価値創造を測る二つの観点から選定した銘柄を「価値創造が推定される我が国を代表する企業」と位置付け、これらの銘柄により構成する新たな株価指数「JPXプライム150指数」を開発しました。

 なお、上記のうち「資本収益性」については、ROE(株主資本利益率)と株主資本コスト(投資者の期待リターン)の差である「エクイティ・スプレッド」を、「市場評価」については株価をBPS(1株当たり純資産)で割った「PBR」を指標としてそれぞれ採用します。

 JPX総研は、「JPXプライム150指数」により価値創造が推定される我が国を代表する企業を見える化し、本指数やその構成銘柄が国内外の機関投資家や個人投資家の中長期投資の対象となることを通じて、価値創造経営の浸透、日本株市場の魅力向上に寄与することを目指します。

JPXプライム150指数 | 日本取引所グループ

 

 

ほぉ・・・

 

なんか凄そう(*´ω`*)

 

 

お題目はともかくとして、指数の特徴としては次の点が注目です!

 

①東証プライム市場に上場する時価総額上位銘柄であること

②財務実績に基づく「資本収益性」が高い

③将来情報や非財務情報も織り込まれた「市場評価」という、価値創造力が高い

 

これらの要件を算出元のJPX総研が判断し、150銘柄まで絞り込んでいるのであります!

 

 

具体的には、「資本収益性」とはROE(株主資本利益率)と株主資本コスト(投資者の期待リターン)の差である「エクイティ・スプレッド」が高い(プラス)であることを、「市場評価」については株価をBPS(1株当たり純資産)で割った「PBR」が高いことを指標としているようです!

 

ちゃんとROEが高いか、PBRが高い企業が選定されているんやで~!

 

一般的には優良企業だよ~(^▽^)/

 

 

これらの指標を考慮して算出されている銘柄群がこちらであります!

 

■構成銘柄(上位20)

No コード 銘柄 組入比率
1 7203 トヨタ 5.86%
2 6758 ソニー 4.55%
3 6501 日立 4.22%
4 6098 リクルート 3.60%
5 6861 キーエンス 2.80%
6 7974 任天堂 2.40%
7 8766 東京海上 2.31%
8 8001 伊藤忠 2.27%
9 4063 信越化学 2.15%
10 8035 東京エレクトロン 2.13%
11 8058 三菱商事 2.13%
12 8031 三井物産 2.11%
13 9432 日本電信電話 1.98%
14 4568 第一三共 1.94%
15 9984 ソフトバンクグループ 1.91%
16 7011 三菱重工 1.68%
17 7741 HOYA 1.62%
18 9433 KDDI 1.58%
19 9434 ソフトバンク 1.34%
20 9983 ファーストリテイリング 1.33%

 

 

まぁ、顔ぶれ自体はTOPIXと似たようなもんなんやで~!

 

組み入れ比率に差があるね(^▽^)/

 

TOPIXと比べると「メガバンク」などの銀行系が入っていませんが、PBRとかの関係で除外されたんでしょうかね!?

 

この辺の違いが将来的にどのように影響が出るのか・・・

 

興味深い所であります(^^♪

 

 

利回りは!?

 

1.61%(2024.11.30時点)

 

■分配金履歴

決算日 分配金
2024/10/10 10円
2024/4/10 7円

 

 

え~!?
少な~い・・・(´;ω;`)

 

う~む・・・

 

 

1%台の利回りとは・・・

 

TOPIX以下であります\(^o^)/

 

しかしながら、上場初年度は他のETFでも分配金実績が少ないことが多いので、現在の分配金実績で利回りを判断するのは時期尚早化と思われます!

 

一方で、指数の特性を鑑みるに、インカム重視というよりはキャピタル(というよりも株価的な評価)を重視しているように思うので、来年以降であっても利回りは2%ちょっとがいい所なのではないでしょうか!?

 

高配当の銀行系が入っていないし・・・

 

配当よりも株価の伸びに期待したいんやで~!

 

 

まとめ

 

いかがでしょうか!?

 

東証市場改革の目玉の一つとして満を持して登場した新指数・・・

 

皆様は投資しているでしょうか(^^♪

 

 

きんぎょもこの「JPXプライム150指数」には注目しており、将来的には米国でいうところの「S&P500」のような、日本を代表する優良指数になるのではないか、と期待しております!

 

しかしながら、日本株指数は過去にも「JPX日経400」などの厳選指数を作ったけど、結局成績はTOPIXと大差なかった・・・という苦い過去があります!

 

今回の「JPXプライム150指数」は、この「JPX日経400」の失敗を糧にして改良を重ねて組み立てられている(はず・・・)なので、将来的なハイパフォームを期待したい所ですね(^^♪

 

ワイもJPXプライム150のETFを購入しているんやで~!

 

新NISAの成長投資枠で投資しているよ~(^▽^)/

 

iFreeじゃなくて、NEXT FUNDSの方だけど・・・

 

え~!?
じゃあなんでiFreeの方を紹介したの~💦

 

最初は後発のNEXT FUNDSの方が信託報酬が安かったんからなんやで~!

 

 

きんぎょが投資を始めたころは、後発であるNEXT FUNDSの方が信託報酬が低かったので、先発のiFreeから乗り換えたのですが、iFreeも野村に負けじと信託報酬を改定したため、現在ではどちらも同水準となっております!

 

きんぎょは既にNEXT FUNDSを購入し始めてしまったため、現在もNEXT FUNDSを積み立てていますが、これから新規で購入する場合はiFreeの方が純資産が大きく、投資単位が1口と小回りも効いているため、iFreeの方がオヌヌメでありますね(^^♪

 

 

東証市場改革の目玉の1つとして、鳴り物入りで登場した「JPXプライム150指数」・・・

 

果たして将来的にTOPIXを上回る優良指数となってくれるのか!?

 

はたまた「JPX日経400」と同様に、数年後には時代の徒花として誰からも語られなくなってしまうのか・・・

 

 

今後の株価の動向に注目であります(^^♪

 

 

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※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。