こんにちは!
きんぎょです!
最近、東証ETFは新規設定が相次いでおります!
数年前までは「日経平均」や「TOPIX」などの超有名な日本株ETFぐらいしか選択肢が無かったのに、ここ数年で外国株やニッチな分野でのETFが急増中で、東証ETFの選択肢が急速に多様化しております(^^♪
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
す、凄い進化だよ~💦
低コスト投信のおかげで、ETFのコストも激減しているんやで~!
もう米国ETFじゃなくてもいいよね(^▽^)/
最近では毎月数本のETFが量産され続けており、今後の東証ETF界の展望もますます盛り上がっていくことでしょう(^^♪
しかし!
新規設定があれば、その裏に隠れて退場していくETFも発生しております!
最近では、数年前に新規設定されたばかりのETFでも、純資産が集まらないと見るや、繰上償還になってしまうETFも、チラホラ出現しだしております!
悲しいんやで~!
で、でも、新陳代謝は必要だから・・・💦
今回話題にしたいのは、そんな繰上償還を決定したこちらのETFであります!
2850 NEXT FUNDS SolactiveジャパンESGコア指数連動型上場投信\(^o^)/
え~!?
SolactiveジャパンESGコア指数~!?
・・・
いったい何なの~!?
この変な名前の指数は~!?
ESGブームの時に量産された、ESG投資用のETFなんやで~!
大口解約!?
本ETFは設定が「2022年4月」と、まだ運用開始から3年ほどしか経過しておりません!
純資産額が「6億円」ほどしか積みあがっておらず、不人気さから償還という事となっております!
しかしながら注目は、実は去年まで純資産400億円もあったものが、2024年の年末にかけて突如純資産が減少し始め、2025年の1月には純資産が6億円まで減少してしまったのです!
うぎゃぁぁああああ!
一体どういうことなの~💦
きっと、大口の機関投資家が全解約してしまったんやで~!
純資産の約99%が途端に蒸発した結果、基準価格もただではすみません!
1口2800程だった基準価格も、2025年の直近には1口2000円まで減少しております!
うぎゃぁぁああああ!
トランプショック時には更に下落して「1600円」まで暴落しているよ~💦
も、もうお終いや~!
驚異の利回り!?
このように、(おそらく)大口機関投資家の超解約があった結果、価格が崩壊するほどのインパクトを受けた本ETFですが、面白いことに純資産の激減後に発表された「分配金のお知らせ」が凄まじい内容となっておるのです!
その内容がこちらです!
ジャカジャン!
2025年1月8日発表
収益分配金
100口84,240円
\(^o^)/
1月8日の終値は「2048円」であります!
なんと!
1口2048円に対して、
分配金「842.4円」!
利回りは驚異の
41.1%
\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
え~!?
利回り40%以上~!?
一体どういうことなの~💦
驚異の利回り!?
これは一体どういうことなのでしょうか!?
上記の金額と同じ分配金見込み額が発表されたのが「1月6日」であり、翌日の1月7日には、例の大口の超解約によって株価が崩壊しております!
といっても、崩壊前の株価で利回りを計算しても「30%以上」という利回りとなっており、要するにこの法外な利回り後に本ETFに投資しても「40%以上」の利回りを得られた、という奇妙な現象が発生しているのです!
ふつうはこんな利回りが発表されたら、普通の水準に見合うだけ株価が上昇して帳尻が合うはずだけど・・・
誰からも見向きもされないETFなんやで~!
そもそも、なぜ利回り40%以上などという法外な分配金が支払われるのでしょうか!?
おそらく、これはきんぎょの想像なのですが・・・
①ETFの分配金権利日は、だいたい支払日の1か月前
②一般的な個別株の配当は、権利日からだいたい3か月後
③という事は、①の権利日が来る前に、②の権利は確定しており、本ETFの組み入れ銘柄から得られる分配金の総額は既に事前におおよそ確定していた
④分配金の総額は、大口解約前の純資産400億円規模にたいして、おそらく2%程度だったはず
⑤しかし、急に99%の投資口が解約された
⑥99%の投資口が解約された結果、分配金を受けるとる対象も99%減となったが、ETFの権利日前に組み入れ銘柄から得られる配当の総額は確定していたはずなので、宙に浮いた配当がすべて、既存の残った1%の対象者に払われることとなった
⑦その結果、分配利回りが40%超え、という法外な水準となった
・・・!?
つまりどういうこと!?
ETFの権利日と、組み入れ銘柄の実際にの権利日の時間差を利用したトリックなんやで~!
■分配金の濃縮化・希薄化
分配原資があるETFに追加設定や解約があった場合に、一口当たりの収益分配金の増減が起こる現象です。ETFは、計算期間中に受け取った配当や利息などの収益から信託報酬などの費用を控除した分配原資の全額が投資家に分配されます。非上場の投資信託と異なり、収益調整金と分配準備積立金の勘定はなく、また売買益も分配対象額になりません。そのため、分配原資が溜まった状態で決算日までに設定額が解約額を上回ると、分配金の希薄化が起こり、下回ると濃縮化が起こります。
ETFの濃縮化!?
カルピス3倍並みに濃くなっているんやで~!
まとめ
いかがでしょうか!?
ETFの大量解約に伴う償還・・・
最近増えてきたのではないでしょうか(^^♪
前述の分配金の理由については、あくまでもきんぎょの予想ですが、ETFの超濃縮化が起こったという事なのではないでしょうか!?
実際にこの情報をもとに、1月7日に大量に本ETFを購入すれば、労せずして利回り40%以上もの利益を享受できたはずなので、きんぎょも参入すればよかったと後悔し切りであります!
気が付いたの最近でしょ!?
シャラップ!
出目金風情は黙っとるんやで~!
気が付いていても、結局手が出せなかった説www
ETF大量解約に伴う想定外の超利回り・・・
もしかすると、今後もまた発生する可能性もあるかもしれませんね(^^♪
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。