こんにちは!
きんぎょです。
今回ご紹介するETFは、日本を除く外国債券に投資する、「債権ETF」です!
2511 NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジ無)
債券投資してますか!?
皆さんは債権に投資していますか?
きんぎょも最近は債権投資に興味があります(^^♪
債権の方がリターンは落ちますが、株よりはボラが低いし、安定して金利収入を得られるのが魅力です。
いつまでも株100%のポートフォリオじゃ身が持たないしね!
債権に投資するための手段としては以下のパターンが考えられます。
①直接、個社の債権に投資する
②債権投資信託に投資する
①は証券会社等で取り扱っている、個社が発行する債券を直接買い付けて投資する手法です。
ソフトバンクがよく募集していますね(^^♪
でも申込単位がそれなりに高いし、銘柄リスクもあるのでトーシロには結構ハードルが高い・・・
仕組み債とかよくわかんない・・・危なそう(´;ω;`)
②は一番身近な方法で、その名の通り、債権の投資信託を買うだけです。
ネット証券では100円から買い付けできるので、投資へのハードルは低いですね(^^♪
色々な種類の債券投資信託が発売されているので、好みで選択できるのも大きいです。
でも、だいたいは信託報酬が高額の「ハズレ投信」ばっかだけどね~
きんぎょとしては、①の債権直接投資は、上記のように個別リスクがあるので(よっぽどお金に余裕がある人以外は)投資信託をオヌヌメしたいところです。
投信も、最近の「手数料引き下げ競争」の結果、債券投資信託も低額で良質なものが多く発売されるようになってきました。
代表的な低コストインデックス債券投資信託の例では、「eMaxis slim先進国債券インデックス」を上げることができましょう!
こちらは、信託報酬「0.14%(税抜き)」と最安!
純資産も400億円以上もあるので、まさに盤石といってよいでしょう!
eMaxis slim最強!
eMaxis slim最強!
わかった!
じゃあ債券投資する場合は、eMaxis slimを選べばいいんだね!
いやいや・・・
結論を急いではいけません!
確かに良質な債券投資信託で債券投資するというのも一つの手ですが・・・
これには致命的に欠点があるのです!
それは・・・
分配金がないことです!
債権の魅力
債券投資の魅力は何でしょうか?
株よりもボラが低いこと?
危機があった時、株と逆相関なこと?
確かにそれらも大きな魅力です、
しかし、きんぎょが思う、「債権投資で最も魅力的なこと」とは、債権は「安定的な金利収入」があるということに尽きます!
分配金ががっぽり欲しいんじゃ~
しかし!
投資信託は(一部を除いて)基本的に無分配で運用されています。
つまり、定期的な分配金は発生しません!
これじゃあ債権の魅力が半減ナリよ~(´;ω;`)
でも、それはファンドの中で自動的に再投資してくれてるんでしょ?
分配すると税金がかかるから、長い目で見たらそっちの方がお得じゃない?
かぁ~!
これだから無知蒙昧な出目金は困るんだ!
確かに・・・
分配金を出さない方が、税金で引かれる分をファンド内で再投資に回せるので、長期的にみれば有利です・・・
それは正しいのですが・・・
しかし!
我々配当マニアは目先の配当が欲しいのです!
遠くの親戚より
近くのサラ金!
そんな将来のことなど知れたものではありません!
貰えるうちに分配金を得て安心したいのです!
将来のキャピタルよりも、今のキャッシュフローを上げることの方が大事なのです!
う~ん・・・まぁ(分配金の考えは人それぞれだから)分かったけど、じゃあどうすればいいの?
分配有の投信を買えばいいの?
分配金がある投信を買うというのも一つの手ですが・・・
その手のものは得てして手数料が高く、利回りを水増しするため「タコ足分配」しているケシカラン投信もあります。
定期的に分配があって、手数料が安く、優良な投資信託を見つけることは至難の業です。
え~!そんな~!安定的に分配金がもらえるファンドは無いの~?
ご安心ください!
債権ETFならば、そんなご要望にお応えすることが可能です!
それこそが本ETF!
「2511 NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジ無)」
なのです!
ETFの概要
最新月報より、内容を確認してみましょう!
2511 NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジ無)
(2022.01.31時点)・純資産額・・・223.8億円
・信託報酬・・・0.12%(税抜き)
・利回り・・・2.02%
・決算期・・・3・9月
・上場日・・・2017.12.07
・管理会社・・・野村AM
設定から4年以上経過しており、純資産額は「200億円」以上と、それなりの規模に成長しています。
信託報酬は投資信託を超える「0.12%」と最安値です!
やっぱりETFはこうでなくちゃね!
出来高も、毎日10万単位ぐらいで売買があるので、流動性もそれなりに高いと考えます。
恐らく、債権ETFの中ではトップクラスの流動性があるのではないでしょうか?
サラリーマンレベルであれば安心だね!
一つ気がかり、というか残念な点ですが、分配が「年2回」という点が非常に惜しいです。
何故に「年2回」なのか!?
安定的な分配金を得るということが、債権ETFのメリットなのに・・・
「年4回」じゃアカンのか!?ノムさん?
構成銘柄は!?
最新の月報を確認してみると、上位10銘柄は全て「米国の債券」となっていました。
国別地域で見てみても、米国が47%と、約半分を占めています。
株と同じで、ほぼ米国だね!
本ETFは「外国債券」のETFということで、指数としては「FTSE世界国債インデックス(除く日本)」に連動しています。
■FTSE世界国債インデックス(除く日本)とは?
FTSE Fixed Income LLCにより運営され、世界主要国の国債の総合収益率を各市場の時価総額で加重平均した債券インデックス(為替ヘッジを行なわない円ベースの指数)です。
きんぎょは最初、このETFは「先進国債」に投資している、と思ったのですが、内容をよく確認すると、対象は「外国債券」であって、「先進国債権」ではありませんでした。
投資対象国を細かく分析してみると、下記のように一部新興国の債券も混じっていることが判明しました!
国(地域)名 比率 アメリカ 47.29% フランス 8.72% スペイン 6.39% イタリア 9.38% イギリス 5.81% ドイツ 6.32% カナダ 1.98% ベルギー 2.23% オランダ 1.53% オーストラリア 1.56% 中国 0.90% ポーランド 0.49% アイルランド 1.36% オーストリア 1.35% デンマーク 0.43% メキシコ 0.71% フィンランド 0.40% ノルウェー 0.24% スウェーデン 0.27% マレーシア 0.49% イスラエル 0.43% シンガポール 0.44%
まぁ、
90%は先進国だけどねぇ~
新興国債権メインで投資したいのならば、同社の新興国債ETF「2519 NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信」をご検討頂くとよいでしょう!
配当利回りは!?
2.02%(2022.01.31時点)
結構いいのではないでしょうか!?
最近はFRBの利上げが取り沙汰されていますが、世界の先進国ではまだまだ低金利状態・・・
そんな中で、2%もの配当が頂けるというのは非常に魅力的ではないでしょうか?
まとめ
いかがでしょう!?
債権ETF・・・
欲しくなってきませんか!?
株100%のポートフォリオが資産成長という観点では最強というのは分かっていますが、我々投資家も人間・・・年を取ったらリスクをそれなりに引き下げていかねばなりません。
そんな出口戦略にぴったりなのが債権!
それも、債権ETFであれば、安定した値動きに加えて定期的に分配金を得ることが可能です!
夢の「老後の分配金生活」やで~
きんぎょも、今は株100%のポートフォリオですが、そろそろ債権もポートフォリオに組み込んでいきたいと画策しています。
気がかりなことは、現在世界ではコロナ禍で低金利化した金利市場の上昇圧力が強まっていること・・・
つまり利上げです!
ご存じのとおり、債権は利上げに弱い!
金利が上がると債券価格は下落します!
今後市場では、FRBのテーパリング・利上げが始まると予想されているので、それとともに債券価格が崩壊していくという懸念もあります。
しかし!
ピンチはチャンス!
債券価格が暴落したのならば、暴落後に買えば、実質的に低価格で高利回りな債権を入手することが可能です。
今後の利上げ局面では、タイミングを見て買い入れていくことで、将来的な安定した資産を築くことも可能かもしれません!
それができたら苦労しないっつ~のwww
シャラップ!
ヽ(`Д´)ノプンプン
最近では各運用会社から、米国債のETFが続々と新設されていますが、本ETFのように外国債券全般に投資するETFは少なく、貴重です!
この機会に、是非あなたのポートフォリオにも債権ETFを加えてみてはいかがでしょうか?
ノムちゃん、
頼むから分配は「年4回」に変更して~
お願ぁ~い
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。