2025.02.02リライト
こんにちは!
きんぎょです!
本日紹介するETFはこちらです!
2516 東証グロース250ETF\(^o^)/
あれっ?
この間紹介しなかったっけ?
か~!
これだから違いの分からん出目金は嫌なんだ!
先日紹介したETFはこちらです(^^♪
1563 東証グロース・コア上場投信\(^o^)/
上記のETFは先日紹介した通り、「東証グロースCore指数」に連動しており、なんと「たった20銘柄」しか対象とされておらず、驚異の集中投資型のETFとなっているのであります\(^o^)/
え~!?
たったの20銘柄しかないの~💦
驚異の集中投資なんやで~!
しかし、グロース市場というボラティリティの高い市場でありながら「20銘柄しか分散していない」、かつ「組み入れ比率が以上に偏っている」ことを考慮すると、おいそれと投資することが憚られるETFでした・・・
か、偏りすぎぃぃぃいいい!
これじゃあ安心して夜も寝れないよ~💦
う~む・・・
でも成長著しいグロース市場に投資できるのは捨てがたいし・・・
グロース市場に投資するにしても、もっと分散が効いた・・・
TOPIXのように、グロース市場全体に幅広く投資できる方法はないものか・・・
そんなあなたに朗報です!
!?
なんと!?
そんなワガママな投資家向けに、「グロース市場に広く投資できる」ぴったりのETFがあるじゃああ~りませんか!?
そのETFがこちらです!
ジャカジャン!
2516 東証グロース250ETF\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
え~!?
グロース250ETF~!?
東証グロース市場に上場する、250もの幅広い銘柄に分散投資できるんやで~!
す、凄~い!
これで分散はばっちりだよ~(^▽^)/
さぁ!
それでは早速、グロース市場を幅広く網羅した、我が国きっての成長企業達に投資する注目のETFの内容を確認してみましょう(^^♪
ETFの概要
最新の月報から、ETFの各種内容を見てみましょう!
2516 東証グロース250ETF
(2024.12.31時点)・純資産額・・・202.53億円
・信託報酬・・・0.5%(税抜き)
・株価・・・506円
・取引単位・・・10株
・利回り・・・0%
・決算期・・・7月
・上場日・・・2018.02.01
・管理会社・・・シンプレクスAM
旧「東証マザーズETF」の時代から続けて、設定されて7年とそれなりの運用期間が経過しております!
当時は純資産がまだ数十億円程度だったものが、現在では200億円を突破するなど、意外と順調に純資産額を伸ばしてきております(^^♪
純資産の規模だけでいえば、「1563 東証グロース・コア上場投信」の約6倍と、「2516 東証グロース250ETF」の方が人気のようですね!
やはり分散が効いている方が安心・・・
1株単価が500円とお手ごろ価格なのも嬉しいよ~(^^♪
出来高も毎日「100万株」程度の規模を誇っているので、個人投資家の資金力であれば、流動性も問題ないといえるでしょう(^^♪
信託報酬は「コア」と同じく「0.5%(税抜き)」!
まぁ、ニッチなETFであればこのぐらいは許容範囲でしょう(^^♪
構成銘柄は!?
肝心の構成銘柄を確認します!
最大の特徴はやはり「コア」と違って、「東証グロース250指数」に連動しているということでしょう!
主要なグロース市場の銘柄の値動きと基本的に連動しているので、グロース市場の成長性に賭けたい投資家にとっては非常に便利なETFといえるのではないでしょうか!?
以下に運用会社のHPから指数の説明を引用いたします!
東証グロース市場250指数とは?
東証グロース市場250指数は東証グロース市場指数の算出対象を母集団とし、上場時価総額を基準としてJPX総研が選定した銘柄を算出対象とする時価総額加重型の指数です。算出対象の定期入替は毎年1回(10月最終営業日)行います。
月報より、最新の組み入れ銘柄も確認してみましょう(^^♪
■組入れ銘柄(2024.12.31)
No コード 銘柄 組入比率 1 2160 ジーエヌアイグループ 4.53% 2 141A トライアルホールディングス 2.92% 3 4478 フリー 2.35% 4 5232 カバー 2.17% 5 215A タイミー 1.99% 6 7342 ウェルスナビ 1.87% 7 9166 GENDA 1.74% 8 7157 ライフネット生命 1.73% 9 186A アストロスケールHD 1.23% 10 5842 インテグラル 1.12%
ほぉ・・・
なんか凄そう(*´ω`*)
最近上場したニューフェイスも結構組み入れられているんやで~!
上位10銘柄だけで「20%ぐらい」の組み入れ比率となっております!
最近のIPO銘柄もガンガン組み入れられております(^^♪
このように最近上場した勢いのある銘柄の多くを組み込んでいると思われるため、これらの銘柄の今後の上昇を期待できるならば、本ETFも有望と考えることができるのではないでしょうか!?
利回りは!?
0%(2024.12.31時点)
えっ!?
分配金は出ないの!?
・・・
ETFって配当があれば絶対配当出さなきゃダメじゃなかったっけ?
・・・
いくら無配が多いグロース市場って言っても、配当ないのはおかしくない?
そうなのです!
実はこのETF・・・
設定来で「無配」が続いており、いまだかつて分配金が支給された実績はありません\(^o^)/
え~!?
一体どういうことなの~💦
・・・
実は本ETFの前身である「東証マザーズETF」の時代、投資対象はマザーズ市場の現物株ではなく、東証マザーズ市場に連動する先物に100%投資しておりました!
よって、現物に投資するわけではなくマザーズ指数先物に投資しているため、当然ながら配当が発生しなかった・・・という事なのです!
しかしながら、現在の「東証グロース250ETF」になって最新の月報を確認してみたところ、以下のような記載に変更されておりました!
■資産内容(2024.12.31)
国内株式 71.33% コールローンその他 28.67% 株価指数先物 28.66%
あれっ!?
先物28.66%・・・?
現物が70%以上も組み入れられているんやで~!
そうなのです!
指数が「東証マザーズ」から「グロース250」に変更されてからは、どうやら「現物」の組み入れを開始した模様です\(^o^)/
おそらく、マザーズ指数の時代は「超小型も含むマザーズ全銘柄に連動する指数」だったため、とても現物を組み入れる余裕がなかった(超小型過ぎてボラも流動性も低すぎて組み入れできない)のが、グロース指数に変更になり「主要な250銘柄」といったある程度の規模を有する銘柄のみとなった点が大きいのではないでしょうか!?
このように、今までは確かに先物故に分配金は無かったものが、今後は現物の組み入れがあることによって、分配金が支出される可能性が高まっております!
次回以降の決算期には、もしかしたら分配金が発生するかもしれへんのやで~!
まぁ、グロース株だから、無分配とか超少額の銘柄ばかりだけどね~(^▽^)/
雀の涙、乙www
本ETFはどちらかというと、分配金目当てというよりも、成長性を見込んだキャピタル狙いの戦略が正しそうですね(^^♪
まとめ
いかがでしょうか!?
グロース市場の成長株達に投資するETF・・・
気になってきたのではないでしょうか(^^♪
グロース株に投資するという性質上、分配金についてはほとんど期待できず、投資家はあくまでもキャピタル狙いで株価の上昇を狙っていくことになるでしょう!
グロース市場の主要250銘柄に投資できる本ETFは、我が国の成長株の勢いを取り込みたいと考える投資家にとっては、まさにうってつけのETFといえるのではないでしょうか!?
ほらほら!坊ちゃん!
こんな素晴らしいETF他にないよ!
早く買わないとなくなっちゃうよ!
う~ん・・・
確かにグロース市場の成長性は魅力的だけど・・・
結局グロース市場って全体でみると全然成長していないし、株価もずっと横ばいじゃん!
ドキッ!?
ていうか、グロース250指数自体、コロナショックで大暴落した2020年と同じレベルまで低下していて、全然成長する気配がないよ~💦
・・・
成長を取り込むというよりは、むしろ株価は大暴落だよ~💦
・・・
ねぇ!
この結果は一体どういうことなの!?
グロース市場に投資すれば、成長株の成長性を取り込めるんじゃなかったの!?
・・・
・・・
・・・
ふっ・・・
君のような、間のいい出目金は嫌いだよ・・・
そうなのです!
現状のグロース市場は、その理念とは裏腹に、コロナショック後のハイグロ相場でつけて戻り高値からつるべ落としのように下落を続け、直近ではコロナショック時と同レベルの水準まで指数が下落しております!
特に最近は大型株やバリュー株の上昇が目立つ一方、グロース市場を始めとした成長株はボコボコに叩き売りにされている状態が続いております!
日本のグロース市場の構造的な欠陥と相まって、たとえ本ETFを長期的に保有していても、思うような成績を残せない可能性が(過去の実績を見る限り)高いと言わざるを得ません!
そのため、本ETFの利用法としては、個別のグロース市場株がどうこうというよりは、ボラの高さを生かして、市場が底をついたと判断した場合にこのETFを買い込んでみる・・・というタイミング投資に利用するのも面白いと思います(^^♪
過去の値動きを見た感じだと、以前紹介した「1563 グロース・コア上場投信」の方が成績が良さそうな感じですが、組み入れ比率が偏っており、単に上位銘柄が調子が良かっただけとも言え、逆だった場合は悲惨です・・・(´;ω;`)
番外として、ほとんど同じような銘柄として「2042 NEXT NOTES グロース250ETN」という選択肢もあります!
こちらはETFではなくETNなので、完全に指数に連動していますのでその点は安心です!(市場価格が連動するかは別ですが・・・)
しかし、ETNの方は取引単位が1株単価が少し張るため、きんぎょとしてはETFの方をオヌヌメしたいところです!
結局タイミング重視の投資対象なの~!?
グロース市場は未熟で、中々難しい投資先なんやで~!
ギャンブル乙www
ボコボコに叩き売られているグロース市場ですが、もう少しで市場の下げも底入れしそうな感じがなくもないため、そこを狙って一勝負してみるのも面白いかもしれませんね(^^♪
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。