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【ETF列伝】1593 MAXIS JPX日経400上場投信 の評価とまとめ

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もう旬は過ぎた・・・?

 

こんにちは!
きんぎょです。

 

本日ご紹介するETFはこちらです。


1593 MAXIS JPX日経400上場投信

 

結論を先に申しますと、このETFは同指数の中で最安の信託報酬率を誇り、流動性もそれなりにあり、オヌヌメできるETFです。

 

JPX日経400指数に投資したい!という方にとっては、最良のETFです。

 

しかし・・・

そもそもJPX日経400指数に投資する必要があるのか、という点が引っかかるところです。

 

それはなぜか・・・

 

 

 

JPX日経400ってな~に?

 

皆さん!

JPX日経400という指数、ご存じですか?

 

日本を代表する株価指数は日経平均株価TOPIXです。

 

しかし、これらの株価指数はいずれも偏りがあると言われておりました。

 

「日経平均株価」の問題点

 

・ファーストリテーリングやファナックなどの、一部値嵩株の影響が大きすぎる。

・各業種の選定銘柄に偏りがある
(なぜ業界最大手のSBIではなく、松井証券が入っているのか・・・)

 

「TOPIX」の問題点

 

・東証一部の全銘柄が自動的に組み込まれるため、糞も味噌も一緒になって、駄目な会社にも投資してしまう

(本来はそんな会社は上場廃止か降格させるべきですが、それができないのが東証の弱いところ・・・)

 

 

このように、

「既存の株価指数には偏りというか欠陥があり、それがために日本株はバブル前の最高値が超えられないんだ!」

「そうであればもっと魅力的で、企業の実力を正しく反映できるような指数を新たに作ろう!」

・・・ということで生まれたのが「JPX日経400」指数です(確か・・・)

 

東証のHPに、指数の概要が掲載されているので引用してみましょう。

 

JPX日経400の狙い

資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数を創生します。これにより、日本企業の魅力を内外にアピールするとともに、その持続的な企業価値向上を促し、株式市場の活性化を図ります。

JPX日経400・JPX日経中小型 | 日本取引所グループ

 

ここでミソなのが、「資本の効率的活用」を重視している点。

 

すなわち、「ROE」が高い会社を重視しているということです。

 

ROE(自己資本利益率)とは

投資家が投下した資本に対し、企業がどれだけの利益を上げているかを表す財務指標。ROEの数値が高いほど経営効率が良いと言える。

 

日本の会社はROEが低い・・・以前からそのように批判されてきました。

 

日本の会社はもうかっても利益を内部留保としてため込み、配当やら自社株買いもあまりしないため、欧米の企業に比べて資本効率が悪いといわれていました。

 

資本効率が悪い⇒欧米の投資家が投資しない⇒株価が上がらない・・・


という訳で、日本企業のROEを向上させるため、その受け皿としての指数、といえなくもないでしょう。

 

ただ、皮肉にも今回のコロナ化では、このような緊急事態でも倒産が少なかったのは、平時にため込んだ内部留保のおかげ・・・なんて言われていたりもします。

 

 

日経平均・TOPIXとの比較

 

さて、ここまでの経緯を見る限り、「資本効率がいい=ROEが高い」会社がそろった株価指数ということで、日経平均などと比べてさぞかし良いリターンを上げていることと思います。

 

確認してみましょう

 

■日経平均

1年・・・25.75
3年・・・9.64
5年・・・10.64
10年・・・12.39

 

■TOPIX

1年・・・26.71
3年・・・6.73
5年・・・7.51
10年・・・10.11

 

■JPX400

1年・・・29.43
3年・・・9.73
5年・・・9.95
10年・・・NoData

 

う~ん・・・

確かに直近ではいいけど・・・

 

正直、目くそ鼻くそかな!

 

しかし、あれだけ高説を垂れて鳴り物入りで登場した指数なのに、なぜこうも差が出ないのか・・・

 

一説には、指数の銘柄選定方法がよくないとか言われています・・・

 

ダメじゃん!

 

例えば、条件の一つとして、「3年平均ROE:40%以上」というものがありますが、ようはこの条件に該当した時が、その企業の一番の好調期であり、すなわち株価も高く、要するに指数に組み込まれた時が一番株価がいい時、ということになります。

 

よって、天井を付けた株価はその後は下落していき、指数全体も同様に振るわない結果となる・・・

 

きんぎょは過去に、どこで読んだか忘れましたが、本で上記のようなJPX日経400の欠点を読んだことがあります。

 

なるほどな、と思いました。

 

今後は東証の市場区分改革もあり、TOPIXなどの株価指数も改正される可能性があります。

 

個人的にはプライムの生き残り要件をもっと厳格化し、本当に優良な銘柄だけをプライム銘柄と認定して欲しいです。そして東証プライム指数を作る・・・

 

そうなった場合、「JPX日経400」指数というのものに存在意義はあるのでしょうか?

 

指数廃止にはならないでしょうが、誰にも語られなくなってしまう可能性はあります。

 

既にみんな語ってないけど・・・(´;ω;`)

 

まとめ

 

JPX日経400指数のETFとしては、本ETFはオヌヌメです。

 

しかし、そもそもJPX日経400指数に投資すべきかどうか・・・

 

きんぎょ的には不要と考えます
(日経かTOPIXでよい・・・)

 

ボソッ(きんぎょは忘れられた「TOPIX100」が好みです・・・)

www.kinngyo92.com

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