2022.08.15リライト
こんにちは!
きんぎょです。
今回もUBSの「欧州ETFシリーズ」をご紹介いたします!
1392 UBS ETF 英国株(MSCI英国)
こちらも先日紹介した「スイス株」と同じく東証に上場するJDRです!
このETFも、我々マニアの心をくすぐる「ニクイETF」となっております!(^^♪
英国株式!
皆さんは、普段「投資信託」や「ETF」を利用する際は、どんな地域に投資をしていますか?
僕は「米国株式」!
ワイは全世界株!
私は北朝鮮!
昨今の米国株ブームの中では、「S&P500」などの米国株に投資している方が多いのではないでしょうか(^^♪
きんぎょとしては「米国一辺倒」はあまりにもリスクが高いと思っているので、せめてもの抵抗として、ポートフォリオのメインは「全世界株」を中心に運用しております!
でも「全世界株」といっても、結局は「米国が半分以上」も含まれているんですよね~💦
地域分散したいきんぎょからすると、このように現代の「米国一辺倒」の風潮は面白くありません!
新興国はリスクが高いからこれ以上投資したくないし💦
米国以外の先進国に投資できれば、過大な「米国比率」の是正に役立つんやで~!
そこで登場するのがこのETF!
なんと「英国」だけに投資できるんですよ(^▽^)/
えっ!?
英国株式!?
せやで!
こう見えても「英国株」は、先進国の中では「米国」、「日本」に次いで、第3位の規模なんやで~!
第3位の組み入れ規模といっても、ご存じのとおり米国株が強すぎて全体の約60%を占めた結果、英国株はたったの「3%」程度しかありません・・・(´;ω;`)
米国一辺倒の歪んだポートフォリオを是正するためには、この辺の「非米国株」を買い増すことが一番手っ取り早い方法であります!
しかしながら、非米国株への投資方法は限られており、あまりに選択肢が少ない状況です!
こういうニッチな投資対象って、投資信託だとコストが高いんやで~💦
インデックスでも信託報酬「1.0%」近くかかるのが多いよ~!
というか、「英国株」の投資信託って、検索しても出てこないんやで~!
しかし!
そんな選択肢不在の中で、このETFなら英国株を「信託報酬0.2%」で買えてしまうんです!
凄くないですか?
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
す、凄い低コストだよ~!
しかも「1株単位」、「3000円」台で買えます!
低額から投資できるということで、我々のような個人投資家にとっては非常に「投資し易い商品」といえるでしょう(^▽^)/
それでは早速ですが、そんな「英国株式」に投資できるETFの中身を確認してみましょう!
ETFの概要!
最新のファクトシートから、ETFの各種内容を見てみましょう!
1392 UBS ETF 英国株(MSCI英国)
(2022.05.31時点)・純資産額・・・1453百万£
・信託報酬・・・0.20%(税抜き)
・株価・・・3,140円
・利回り・・・3.50%
・決算期・・・2・8月
・上場日・・・2015.03.18
・管理会社・・・UBS ファンド・マネジメント
こちらのETFも、他のシリーズと同様に「JDR」という形で上場しており、既に「7年以上」の運用実績があります!
信託報酬も「0.20%」と非常に低額で、英国株というマイナーな投資先の中では「驚異的に低コスト」であります(^^♪
一方で、「流動性」については残念ながら芳しくありません・・・
1日当たりの出来高は、だいたい「50~100株」程度と、心もとない数値です・・・(´;ω;`)
「マーケットメイク制度」は、当然非対象!
東証のHPで掲載されているデータを確認してみても、直近90日間の平均売買金額も「21万円/68口」と、百万円を大幅に割っており、流動性に懸念が残ります・・・
ば、売買なさ過ぎィいい!
なんで人気が無いの~?
一応、板を確認してみると、売買スプレッドは「5~10円」程で収まっており、かなり狭いスプレッドになっておりますが、各提示値の数量が少ないので、仮に100株ぐらい一気に「ドカン!」と発注するとスプレッドが一気に広がる恐れがあります!
幸いなことに、取引は1株単位から可能なので、数十株までなら比較的安全に取引できるかもしれません・・・
数十株じゃあ足りないよ~💦
長期保有前提なら、もっと買ってもええんやで!
構成銘柄は!?
お次は構成銘柄です!
本ETFは「MSCI英国」指数に連動しております!
■「MSCI英国」とは!?
MSCI 英国インデックスは、英国の株価のパフォーマンスを測定するために設計された浮動株調整後時価総額加重インデックスです。
構成証券については浮動株調整がされ、規模、流動性および最低浮動株比率に基づき審査されています。
本インデックスには、世界中の投資家からの投資を受け入れている英国企業が含まれています。
それでは、上位構成銘柄を最新のファクトシートから確認してみましょう!
■構成銘柄
No 企業名 比率 1 シェル 9.63% 2 アストラゼネカ 8.53% 3 HSBC 5.71% 4 ユニリーバ 5.17% 5 グラクソ・スミスクライン 4.59% 6 BP 4.51% 7 ディアジオ 4.51% 8 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ 4.02% 9 リオ・ティント 3.40% 10 グレンコア 2.73%
有名企業が一杯なんやで~!
知ってる企業も多いね(^▽^)/
計算してみると、上位10銘柄だけで「52.8%」もの構成比率となっており、上位勢の影響が大きいとみられます!
え~!
そんなに占めてるの~?
ちなみにファクトシートによると、「MSCI英国」の構成銘柄は「81」だそうなので、そもそものユニバースから既に厳選されているようですね!
また、同ようなETFで、「1389 UBS ETF 英国大型株100(FTSE100)」というものが上場しています!
連動する指数が「MSCI」と「FTSE」で違いますが、きんぎょは「MSCI」の方が好みです(^^♪
こっちの方が1株当たり安いし、心なしか流動性ありそうだしね!
ぶっちゃけ「好み」の問題で、どっちでもいいんやで~
配当利回りは!?
3.50%(2022.05.31時点)
■過去の分配金推移
決算期 分配金 2022年8月 59円 2022年2月 51円 2021年8月 52円 2021年2月 33円 2020年8月 34円 2020年2月 50円
意外と高いね(^^♪
指数で配当利回り「3%超え」は破格なんやで~!
高配当指数ではなく、大型株を含む平均指数であるのに「3%」を超える利回りは魅力的ですね!
英国株というものは、そもそもが配当などの株主還元に積極的な企業が多いということなのでしょうか!?
日経平均も見習って欲しいもんやで~!
まとめ
いかがでしょうか!?
英国株は「いぶし銀」の様に、きらりと光るニクい奴・・・といえるのではないでしょうか(^^♪
最後に、きんぎょがこのETF(英国株)をオヌヌメする理由をご紹介いたします!
日本を含め、主だった各国の株価指数は既にコロナ前の高値を超えており、ある意味割高とも思えるのですが、英国株(FTSE100)だけはまだ最高値はおろか、コロナ前の水準をも超えておりません!
そういった中で、先進国全体などではなく「英国単体に投資する」というのは、逆張りという意味では狙い目かもしれません・・・
単に人気がなかっただけで、これから先は有望かも!?
でも今後も忘れ去られ続けたりして・・・
シャラップ!
出目金風情が意見するんやないで~!
ちなみに、きんぎょはコロナショックの際に「2000円」前後で購入し、「2500円」くらいで売ってしまいました・・・
今思えば、現在株価は「3000円」まで上昇しているので。もっと買い増して保有しとけばよかった・・・と後悔しております・・・(´;ω;`)
えっ?
いくら儲かったって?
2万円分(10株)買って、2.5万円で売ったから・・・
5000円の儲けやで~!
え~!
たったそれだけ~💦
薄利過ぎて草www
ちょー少ないけど・・・
いいじゃんヽ(`Д´)ノ
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。