こんにちは!
きんぎょです。
本日ご紹介するETFはこちらです!
1386 UBS ETF 欧州株(MSCI ヨーロッパ)
あれっ!?
このETF、この間紹介しなかったっけ!?
か~!
これだから騙されやすい出目金は!
今回は、「1386 UBS ETF 欧州株(MSCI ヨーロッパ)」をご紹介したいと思います(^^♪
欧州株とユーロ株
今回ご紹介させていただくETFは、「欧州株」を対象としたETFであります!
だから、それはこの間やったでしょ!
いやいや・・・
確かに、先回ご紹介したETFも「欧州の株」を対象としたETFではありました・・・
ほらね!
同じETFじゃん!
同じじゃないわ~
ボケェ~!
今一度、ETFの名称を確認してみましょう(^^♪
・1385 UBS ETF ユーロ圏大型株 50
・1386 UBS ETF 欧州株
あれ・・・?
確かに、名前は微妙に違うけど・・・
これがどうかした訳?
おおありじゃ~
ボケェ~!
そうなのです!
先回ご紹介したETFは、確かに「欧州の株」を対象としたETFですが、あくまで欧州の中での「ユーロ圏」の株に限定されております!
あっ!
本当だ・・・
確かにファクトシートを見ると、非ユーロ国の「英国」や「スイス」が入ってないよ~💦
しかしながら、今回ご紹介するETFはそのような縛りは無く、英国やスイスも含んだ「ヨーロッパ」全てを対象としているETFなのであります\(^o^)/
え~!
そうなんだ、凄~い!
せやで!
これ一本で、欧州全体に投資できるんやで~!
それでは早速、本ETFの中身を確認してみましょう\(^o^)/
ETFの概要
最新の月報から、ETFの各種内容を見てみましょう!
1386 UBS ETF 欧州株
(2022.05.31時点)・純資産額・・・418百万€
・信託報酬・・・0.20%(税抜き)
・利回り・・・2.20%
・決算期・・・2・8月
・上場日・・・2015.03.18
・管理会社・・・UBS ファンド・マネジメント・エス・エイ
こちらのETFも、同じく「JDR」という形で上場しており、既に「7年以上」の運用実績があります!
信託報酬も「0.20%」と非常に低額で、欧州株というマイナーな投資先の中では十分に低コストであります(^^♪
「1385 ユーロ圏大型株50」の方が「0.15%」で、ほんのちょっと低コストだね!
指数が違うから比較はできないけど、その程度なら誤差の範囲やで~!
一方で、「1385 ユーロ圏大型株50」と同じく、こちらのETFも流動性は低いです!
マーケットメイク制度は当然「非対象」!
売買の際のスプレッドも大きく、指値だと中々売買が成立しない場合もあります!
ただ、こちらも売買単位が「1株単位」なので、1株ずつのコツコツ買いで、ポートフォリオのアクセント程度の投資にとどめるのであれば十分活用できるレベルかと思います!
構成銘柄は!?
本ETFは、「MSCI ヨーロッパ」に連動しております!
■「MSCI ヨーロッパ」とは!?
MSCI ヨーロッパ・インデックスは、欧州の先進国株式市場の株価のパフォーマンスを測定するために設計された浮動株調整後時価総額加重インデックスです。
本インデックスには、世界中の投資家からの投資を受け入れているこれらの国々の企業が含まれています。
「1385 UBS ETF ユーロ圏大型株50」とは違い、ユーロ圏以外の国も含むため、「英国」や「スイス」も対象とされていることが特徴であります!
それでは、最新の月報から上位10位までの構成銘柄を確認してみましょう!
■構成銘柄
No 企業名 比率 1 ネスレ 3.53% 2 ロッシュホールディングス 2.59% 3 ASMLホールディングス 2.44% 4 シェル 2.37% 5 アストラゼネカ 2.10% 6 ノバルティス 2.04% 7 ノボノルディクス 1.91% 8 LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン 1.83% 9 トタルエナジーズ 1.54% 10 HSBCホールディングス 1.40%
国別構成比では、以下のようになっております!
■国別構成比率
No 国 比率 1 英国 24.6% 2 フランス 17.7% 3 スイス 15.8% 4 ドイツ 12.6% 5 オランダ 6.5% 6 スウェーデン 5.4% 7 デンマーク 4.1% 8 スペイン 3.9% 9 イタリア 3.7% 10 その他 5.8%
「英国」と「スイス」が対象のおかげで、「1385 UBS ETF ユーロ圏大型株50」と比べても、構成銘柄に大分変化が見られますね(^^♪
ネスレに投資できるのが嬉しいんやで~!
全欧への分散、という意味では、「1385」よりも「1386」に軍配が上がるようであります(^^♪
配当利回りは!?
2.20%(2022.05.31時点)
こちらも「TOPIX」などと同じく、2%前半となっております!
「1385 UBS ETF ユーロ圏大型株50」とほぼ同じ水準ですね(^^♪
まぁ、高配当指数ではないので、「2%台」であれば良しとすべきなのかもしれませんね!
最近はカバコETFを始めとする「超高配当」に毒され過ぎているため、配当利回り「2%」は低く感じますが、「本来は」この水準が一般的なレベルといえるでしょう!
まとめ
いかがでしょうか?
これ一本で文字通り「欧州に丸ごと投資できる」ETF・・・
気になって来たのではないでしょうか(^^♪
昨今の「米国偏重」の投資スタイルは、確かに過去十年においては大変有効に作用しておりました!
しかし!
一方では「米国株は割高・買われ過ぎ」との意見もチラホラと指摘され始めております!
翻って考えてみると、1980年代は「日本株」、2000年代は「新興国株」と、ブームは時代ごとに移り変わり、永遠に上昇続けるということはありませんでした!
2010年代は、確かに「米国株」が最強の時代でしたが、今までの歴史の韻を踏むのであれば、2020年代は「米国以外」の国の株にスポットライトが当たる番かもしれません!
次なるブームはどの国か、きんぎょに予言する力はありませんが、今まで地味だった「欧州株」が次の主役に躍り出る可能性は高いのではないか、と思う次第であります!
え~!?
そんな簡単に行くかな~?
シャラップ!
出目金風情が口答えするんやないで~!
そんな逆張り投資家にオヌヌメしたいのが、本ETFであります(^^♪
以前紹介した「1385 UBS ETF ユーロ圏大型株50」は、何度も説明している通り「ユーロ圏」のみを対象としており、規模として大きい「英国」や「スイス」が抜けた状態で、真なる「欧州株」とは言えない状態でありました!
「英国株」や「スイス株」が欲しかったら、個別に「1392 英国株」か「1391 スイス株」を買い付けてクレメンス!
めんどうで草www
一方で、本ETFは基本的に「欧州全域」をカバーしており、これ一本で「欧州株」に投資できるという手軽さから、欧州株に投資する際の「最有力候補」と位置付けても良いと考えております!
そうなんだ!
こっちの方が「欧州全域」をカバーしてるんなら、「1385」より「1386」の方がお得だよね!
よ~し!
僕もこれから、このETFで「欧州株」の投資を始めるぞ~!
ちょっと待ってください!
確かに、「1385」よりも「1386」の方が「欧州全域」に投資でき、お得のように感じますが・・・
ご注意ください!
えっ、何!?
「1386」は「1385」に比べて、更に出来高が少なくなっております!
え~!
そんな~(´;ω;`)
「1385」もただでさえ出来高少ないのに、「1386」はもっと少ないの~?
せやで!
結構ギリギリのレベルなんやで~(´;ω;`)
イメージとして、各ETFの「1日の出来高」は、
・1385・・・数百株
・1386・・・数十株
と、いった感じでしょうか!
す、数十株・・・
これじゃあ安心して投資できないよ~(´;ω;`)
スプレッドも「1%」ぐらいあるんやで~💦
このように、「1386」の方が分散が効いていて、内容的にはオヌヌメなのですが、流動性という観点を加味すると、「1385」の方が利用しやすいといえるでしょう!
「1385」も出来高が乏しいとはいえ、1日「数百株」ぐらいは出来高があるので、一定規模までであれば十分対応可能なレベルかと思います!
ただ、どちらのETFも絶対的な流動性に乏しいので、投資するにしても数十万円程度までにしていた方が無難です!
個人的には「1385」は100株、「1386」は20株ぐらいが保有限度なんやで~!
それ以上は売買できても「スプレッド」が凄い広がるかもだよ~💦
限度数少なすぎて草www
資金力がある方の大量保有には向きませんが、我々零細投資家のポートフォリオのアクセント程度であれば、十分活用できるかと考えます!
最近は、きんぎょも1株投資でコツコツと買い増ししている最中であります(^^♪
皆様もこの機会に、ETFを通して「欧州株」への投資をご検討されてみてはどうでしょうか(^^♪
※なお、類似のETFとして「1387 UBS ETF ユーロ圏株(MSCI EMU)」も存在しますが、こちらは更に輪をかけて出来高が少ないため、オヌヌメ対象外とさせて頂きますので、悪しからず・・・(´;ω;`)
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。