こんにちは!
きんぎょです。
今年もこの季節がやってきましたね(^^♪
この季節!?
・・・
そう!
確定申告の季節であります\(^o^)/
きんぎょは過去の申告では、過去に発生した「損失の繰り越し」を行うために確定申告を行っていました!
2018年から2019年にかけて、結構譲渡損失を重ねてしまったんやで~!
初心者あるあるだね(^▽^)/
そんな「損失続き」のきんぎょでしたが、2020年~2021年にかけての株高のおかげで、繰越期限の「3年」を前に、損失を全て穴埋めすることに成功いたしました\(^o^)/
これにより、今まで毎年行っていた「損失の繰り越し」のための確定申告から解放され、今年は「あること」に挑戦すべく、策を練っていたのであります!
「あること」って!?
ふっふっふ・・・
有利な制度!?
きんぎょが確定申告で試してみたかった制度・・・
それは・・・
・・・
・・・
ドキドキ・・・
総合課税を利用した
配当控除であります
\(^o^)/
え~!?
配当控除~!
せやで!
配当控除を利用すれば、受取った配当の税金が戻ってくるかもしれない、お得な制度なんやで~!
す、凄~い!
そんな制度あるなんて知らなかったよ~!
配当控除とは!?
株の配当に関して、「特定口座(源泉徴収有り)」を利用している方は、配当を受け取る際に証券会社側が自動で税金を徴収してくれるという便利な制度があります!
これにより、株式関係に関しては個人が確定申告をする必要がなくなり、面倒な計算や書類を作る必要もありません!
しかしながら、確定申告で「配当控除」の手続きを行うことによって、自動で徴収された税金の一部を取り戻すことができる(かもしれない)のであります!
どういうことなの!?
詳しくは、他の有識者ニキのサイトを参照して欲しいんやで~!
草www
きんぎょは今まで「過去の取引の損失」を繰り越しており、このためには税金の申告上「申告分離課税」を選択する必要がありました!
一方で、配当控除を利用するためには申告分離課税ではなく「総合課税」を選択する必要があり、損失を繰り越していた従来では配当控除を利用することができなかったのであります!
しかし!
2021年の申告で、過去の損失を解消しきったため、今年の申告では満を持して「配当控除」を利用してみようと画策していたのであります(^^♪
実際に入力してみたが・・・
さて、それでは、国税庁のサイトから「確定申告書作成ツール」を利用して実際に書類を作成してみましょう(^^♪
各証券会社の「特定口座年間取引報告書」を準備して・・・と
書類と同じように入力していくよ~(^▽^)/
会社からもらった「源泉徴収票」も入力し、いざ「株関係の入力画面」に進みます!
まず始めに、今まで「申告分離課税」を選択していた所を「総合課税」に変更します!
そして、「特定口座年間取引報告書」を参照に、配当等の額を入力していきます!
これで入力OK(^^♪
な~んだ!
別に今までと変わらんのやで~!
あれっ!?
ちょっと待って!
まだ何か入力するページがあるみたいだよ!
えっ!?
なんと!
今までの「申告分離課税」ではここまでの入力だったのに、新たなページが追加されているようではありませんか!?
ホンマや!
次に進むのボタンがあるんやで~!
ポチっとな!
ポチッ!
・・・!?
これは・・・
配当控除の入力ページだよ~💦
どうやら、配当控除の額を入力する「専用のページ」に進んだようですね(^^♪
じゃあ、ここに配当控除額を入力すればええんやな!?
なになに・・・
・・・
・・・
・・・
どうしたの!?
・・・
意味が分からないんやで~💦
え~!?
何がそんなに難しいの~!?
配当控除の罠
配当控除として申告できる配当・・・
きんぎょは単純に、「配当」であれば全部の配当が対象として申告できるものだと思っていたのですが・・・
なんと!
配当の中でも「配当控除の対象外の配当」があるようなのです!
え~!?
そうなの~!
基本的に、日本の個別株に関しては配当控除の対象となるようですが、下記の区分の配当に関しては「配当控除の対象外」とのこと・・・
◆配当控除の対象外
・外国法人から受ける配当等
・基金利息
・私募公社債等運用投資信託などの収益の分配に係る配当等
・国外私募公社債等運用投資信託等の配当等
・外国株価指数連動型特定株式投資信託の収益の分配に係る配当等
・特定外貨建等証券投資信託の収益の分配に係る配当等
・適格機関投資家私募による投資信託から支払を受けるべき配当等
・特定目的信託、特定目的会社から支払を受けるべき配当等
・投資法人から支払を受けるべき配当等
・・・!?
意味が分からないよ!
文言だけだと良く分かりませんが、ザックリ商品名をあげると、下記の配当は対象外ということのようなのです!
・外国株の配当
・J-REITの配当
え~!?
外国株の配当はダメなの~!?
リートもダメなんやで~💦
なんと!
外国株による配当も、J-REITによる分配金も配当控除の対象外なのであります!
きんぎょは直接にはこれらの銘柄を保有しておりませんが、ETFを通じて大量に保有しております!
金額でいえば、きんぎょのポートフォリオの「実に半分」を占めているのです!
要するに「配当控除」を利用しても、きんぎょのポートフォリオの約半分しかその恩恵にあずかれない、という訳なのです・・・(´;ω;`)
しかも、きんぎょ保有のETFの中には「オープン型証券投資信託」という区分に分類されるものが何種類かあり、これらについてはETFの保有資産の内、外国資産が何割かによっても受けられる控除の区分が変わると変わらないとか・・・
正直言って、各ETFの細かい区分が良く分からず、正確に税務申告する自信がありません・・・(´;ω;`)
運用会社にも問い合わせてみたけど、良く分からないんやで~(´;ω;`)
結局、どの区分で申請すればいいの~!?
まとめ
いかがでしょうか!?
配当マニアの皆様は、確定申告で配当控除を利用されている方も多いと思われますが、どのように申告しておりますか(^^♪
特に、きんぎょのようにETFをメインに投資をしている方が、どのような区分で申告を行っているのか、非常に興味があるのであります!
上述のとおり、きんぎょの保有している資産内容では、確定申告に入力する区分がよく理解できません・・・(´;ω;`)
そのため、今年の申告における配当控除の入力は諦め、通常通りの分離課税を申告することにいたしました!
間違った税務申告はしたくないし・・・
良く分からないなら、しない方がいいよね(^▽^)/
2022年分については、多数口座間で損益の通算もあったので、ほんの少しですが還付を受けることができる予定であります(^^♪
それにしても、配当控除にこのような爆弾があったとは思いもよりませんでした・・・
正直言って、あの入力区分は良く分からなかったので、来年以降も配当控除は諦めようかと考えております・・・(´;ω;`)
また、配当控除は「総合課税扱い」になりますが、その場合だと金額によっては他の税金が上がる可能性もあるので、そういった意味でも配当控除は少し考えが面倒であります・・・
住民税申告不要制度を利用すれば、総合課税でもだいぶメリットがあるかと思いますが、うわさでは来年以降(2023年分)の申告から、「住民税申告不要制度」がなくなるという話も漏れ聞こえております・・・
これらのことを考慮すると、きんぎょにとっては来年以降も配当控除は利用しない方が安全のように思えてなりません・・・
損失が出たら分離課税で繰り越すんやで~!
でも、申告の手間を考えたら、小額だったら源泉徴収されたままでいいかも・・・
残念ですが、きんぎょの「配当控除」は夢と終ってしまったのでありました\(^o^)/
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。