こんにちは!
きんぎょです。
今回は「東証ETF業界」で話題沸騰中の「アクティブETF」について取り上げていきたいと思います(^^♪
東証ETF業界!?
日本の投資事業を牛耳る、一大業界団体なんやで~!
草www
去る2023年の半ば・・・
東証はインデックス運用に属さない「アクティブ型ETF」の上場を可能とする決定を下しました!
その改定を受け、さっそく2023年9月に日本のETFプロバイダーからアクティブ型のETFが次々と上場を発表!
最近話題の「高配当型」のアクティブETFが人気を集める中、ETFの巨人「野村アセットマネジメント」より、第一弾として「超王道」のアクティブETFが発売されたのであります!
え~!?
超王道~!?
・・・
いったい、どんなETFなの~💦
ETFの巨人・・・
野村アセットマネジメントが贈る、
アクティブETFの神髄とはこちらです!
ジャカジャン!
2083 NEXT FUNDS 日本成長株アクティブ上場投信
\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
す、凄~い!
成長性重視のアクティブETFなの~!?
個別企業の調査・分析によるボトムアップアプローチタイプの、コテコテ超王道のアクティブ運用なんやで~!
東証初のアクティブ型ETFの第一弾・・・
いったい通常のETFと何が違うのか・・・
気になるじゃあ、あ~りませんか~!?
きんぎょも気になるぅ~!
さぁ!
それでは早速、そんな超王道の「アクティブ型ETF」の中身を確認していきましょう(^^♪
成長株アクティブとは!?
指数に連動しないアクティブ運用型のETF・・・
文章にすれば単純な説明になってしまいますが、具体的にはどのような運用になっているのでしょうか!?
公式ホームページの説明を覗いてみましょう(^^♪
■運用方針
個別企業の調査・分析等に基づいたボトムアップアプローチにより、高ROEを維持できる「優良企業」への長期投資を中心に、ROE改善を期待できる「変身企業」に機動的に投資することで、株価の上昇を捉えることを目指す
ほぉ・・・
なんか凄そう(*´ω`*)
特徴的には「ROE」を重視している、という点でしょうか(^^♪
運用方針を読む限りでは、同じ投資対象でも、区分すると「以下の2つの種類」の企業に投資するという事のようです。
・現在「高ROE」である「優良企業」
・現在の「ROE」は芳しくないが、将来性がある(将来ROEが改善しそうな)「変身企業」
説明文によると・・・
■なぜ「ROE」なのか?
・ROEは、企業の「競争力」や「事業展開力」を反映する
・高ROEを維持できる企業は、株主資本を着実に積み上げることが可能と考える
・長期的な株価は株主資本の積み上げによって形成されると考え、中長期で高ROEを維持できる企業を中心に投資することで、高いパフォーマンスを獲得できると考える
■「高ROE持続銘柄群」のパフォーマンス
・高ROEを維持する銘柄(「高ROE持続銘柄群」)は、そうでない銘柄と比較してパフォーマンスが良い傾向
・優良企業の選定にあたっては、こうした銘柄を見極めることが重要であり、独自のビジネスモデル、競争優位性、収益構造、マネジメントクオリティなどを評価して、優良企業を発掘する
要するに・・・
①ROEが高い企業は「競争力がある」=「優良企業」である
②高ROEを長い間維持しているということは、一過性ではなく本当の実力がある企業である
③故に、高ROEを持続できている企業は将来的にも成長が期待できる
・・・というような感じでしょうか(^^♪
不人気化した「JPX日経400」は、現在のROEに着目し過ぎるという「指数の欠陥」を指摘されていましたが、「ROEの持続性」に着目した点は素晴らしいかと思います!
一過性でなければ、高ROEを維持できる企業は期待大なんやで~!
将来性も抜群だよね(^▽^)/
将来の高ROEへの「変身企業」の選定については、野村が誇る「アナリスト軍団」が独自取材や調査分析を行った「珠玉の銘柄群」が採用されているハズなので、こちらについても期待したい所ですね(^^♪
最終的には「優良企業」「変身企業」を吟味し、60~80銘柄に厳選したポートフォリオを構築するとのこと・・・
高い金払っとんのやから、期待させてもらわんとなぁ~?
10バガー、ザクザクになっちゃう!?
期待し過ぎで草www
天下の「野村」のリサーチ力に期待ですね(^^♪
ETFの概要
最新の月報から、ETFの各種内容を見てみましょう!
2083 NEXT FUNDS 日本成長株アクティブ上場投信
(2023.10.31時点)・純資産額・・・25.0億円
・信託報酬・・・0.625%(税抜き)
・株価・・・1807.33円
・利回り・・・未定
・決算期・・・1・7月
・マーケットメイク制度・・・対象
・上場日・・・2023.09.07
・管理会社・・・野村アセットマネジメント
上場してから数か月の、出来立てホヤホヤのニューカマーであります(^^♪
そのため、純資産額もまだ「25億円」と小額ですが、着実に金額を積み上げてきており、今後の活躍に期待したい所です!
アクティブ型なので、インデックス型と比べて信託報酬は「0.625%(税抜き)」と高めですが、一般のアクティブ型投資信託と比べれば格安、と言って良いのではないでしょうか!?
最近はアクティブ投信も低コスト化してきたけど、「0.625%」はかなり低額とちゃうんけ~?
圧倒的に低コストだよ~(^▽^)/
地味に嬉しいのが、売買単位が「1株」という所ですかね!?
従来のETFにありがちな、単元株制度ではなく、1株単位で取引が可能というのは、我々零細投資家にとっては嬉しい所ですね(^^♪
最近は1株単位のETFも増えてきたんやで~!
小額から投資できるのが嬉しいよね(^▽^)/
構成銘柄は!?
前述のとおり、構成銘柄は60~80銘柄が基本となっております!
ホームページより最新の「組み入れ銘柄一覧」を確認してみましょう(^^♪
■構成銘柄
No. 銘柄コード 銘柄 純資産比率 1 6981 村田製作所 3.57% 2 6501 日立製作所 3.39% 3 8113 ユニ・チャーム 3.14% 4 1925 大和ハウス工業 3.12% 5 4063 信越化学工業 3.07% 6 4543 テルモ 2.97% 7 8035 東京エレクトロン 2.86% 8 9432 日本電信電話 2.77% 9 4684 オービック 2.70% 10 8001 伊藤忠商事 2.47% 11 4403 日油 2.38% 12 6976 太陽誘電 2.32% 13 4686 ジャストシステム 2.31% 14 4768 大塚商会 2.29% 15 6146 ディスコ 2.25% 16 8750 第一生命ホールディングス 2.24% 17 6871 日本マイクロニクス 2.14% 18 6902 デンソー 2.08% 19 6055 ジャパンマテリアル 2.04% 20 7202 いすゞ自動車 2.01% 21 6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ 1.97% 22 2413 エムスリー 1.93% 23 8354 ふくおかフィナンシャルグループ 1.86% 24 4516 日本新薬 1.84% 25 4519 中外製薬 1.83% 26 9433 KDDI 1.77% 27 4704 トレンドマイクロ 1.74% 28 4088 エア・ウォーター 1.71% 29 5101 横浜ゴム 1.65% 30 6758 ソニーグループ 1.64% 31 4552 JCRファーマ 1.58% 32 4812 電通国際情報サービス 1.50% 33 9983 ファーストリテイリング 1.49% 34 4021 日産化学 1.45% 35 4071 プラスアルファ・コンサルティング 1.42% 36 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.33% 37 2875 東洋水産 1.25% 38 6861 キーエンス 1.16% 39 7747 朝日インテック 1.12% 40 5706 三井金属鉱業 1.11% 41 6098 リクルートホールディングス 1.08% 42 3774 インターネットイニシアティブ 1.04% 43 9143 SGホールディングス 0.96% 44 4062 イビデン 0.80% 45 6368 オルガノ 0.74% 46 7741 HOYA 0.66% 47 4189 KHネオケム 0.58% 48 9843 ニトリホールディングス 0.57% 49 4203 住友ベークライト 0.50% 50 8876 リログループ 0.49% 51 6869 シスメックス 0.47% 52 4919 ミルボン 0.47% 53 6723 ルネサスエレクトロニクス 0.43% 54 3769 GMOペイメントゲートウェイ 0.43% 55 7532 パン・パシフィック・インターナショナルホ 0.40% 56 7832 バンダイナムコホールディングス 0.38% 57 3923 ラクス 0.35% 58 3038 神戸物産 0.32% 59 6367 ダイキン工業 0.27% 60 6273 SMC 0.23% 61 6315 TOWA 0.22% 62 8919 カチタス 0.20% 63 9697 カプコン 0.14% 64 8766 東京海上ホールディングス 0.11% 65 7309 シマノ 0.07% 66 6383 ダイフク 0.06% 67 2127 日本M&Aセンターホールディングス 0.02% 68 3064 MonotaRO 0.02%
ほぉ・・・
結構インデックスと違うね!
メインは有名企業が中心ですが、中には珍しい企業も多く、面白いですね(^^♪
昔のアクティブ投信にありがちな、「実態はインデックスと同じ」という「なんちゃってアクティブ」ではなく、エッジが効いた銘柄選定なのは好感が持てます!
ホームページの「商品概要」によると、対TOPIXのアクティブシェアは圧巻の「79.3%」と、アクティブ運用の醍醐味を感じさせてくれる構成であります!
■アクティブシェアとは!?
アクティブ・シェアとは、投資信託の中身が、その投資信託がベンチマークとしている指数の中身とどの程度違うかを示す数値の一つです。つまり、ベンチマークを上回る投資成果を目指すアクティブ運用ファンドが、実際にどの程度アクティブな(ベンチマークと異なる)運用をしているかを知るための指標です。
アクティブ・シェア比率は0%から100%の間の数字で示されます。ベンチマークと全く同じであれば0%、ベンチマークとすべて異なるのであれば100%となります。数値が高いほど、独自の運用を行なっていることになります。
まさに「ザ・アクティブ」なんやで~!
インデックスと銘柄がかぶらないから、サテライトにピッタリだよ~!
配当利回りは!?
未定(2023.10.31時点)
まだ上場したてで、分配実績がないため、利回りは未定です(^^♪
しかしながら、月報には「ポートフォリオ特性値」として、配当利回りが「1.7%」と表示されているので、これに近い利回りであることが想定されます!
ちょっと低い?
インカム重視じゃなくて、あくまでキャピタル重視やからしょうがないんやで~💦
まとめ
いかがでしょうか!?
東証初のアクティブETF・・・
気になってきたのではないでしょうか!?
上場当日には、本ETFの他にも5本のアクティブETFが上場していましたが、本ETF以外は「高配当」や「低PBR」などのテーマ型的なアクティブETFとなっています!
そんな「色物」が多いアクティブETFの中で、本ETFは「ザ・王道」といっても良いアクティブETFなので、きんぎょとしては非常に期待しているところであります(^^♪
日本投資界の覇者、「野村」が満を持して設定した、業界初のアクティブETFということもあるので、運用成果にも期待大です!
月報によると、運用数か月の現状では、残念ながらTOPIXをアンダーパフォームしていますが、将来的な大化けも期待して、長い目で見守っていきたい所ですね(^^♪
ワイも新NISAの成長投資枠での購入を検討しているんやで~!
将来的な値上がりを期待しているよ~(^▽^)/
業界初のアクティブETF・・・
ETFの巨人「野村アセットマネジメント」が満を持して設定した本ETFですが、長期的にインデックスを上回ることができるでしょうか!?
今後の成績に期待したい所であります(^^♪
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。