こんにちは!
きんぎょです。
本日は東証に上場している「J-REITのETF」をご紹介いたします(^^♪
え~!?
またJ-REITのETF~!?
先回やったばかりだし、これ以上J-REITで解説することなんかあるの~💦
か~!
これだからおつむの弱い出目金は嫌なんだ!
確かに・・・
これまでに当ブログでも、J-REITに関する記事はいくつかご紹介させて頂きました!
基本的にJ-REITのETFといっても、運用会社が異なるだけで、連動する指数は同じ・・・
銘柄数も60銘柄程度なので、いろんな指数があるわけでもなく、基本は「東証REIT指数」一択であります・・・
以前紹介した「高利回りJリート指数」もあるけど・・・
J-REITはアクティブ運用を覗き、東証REIT指数連動の商品一強状態なんやで~!
特にETFだと選択肢がほとんどないよ~💦
J-REITに投資したいけど、東証REIT指数はもうお腹いっぱい・・・(´;ω;`)
もっと他に・・・
J-REITに投資できる、面白い指数は無いものか・・・
そんなあなたに朗報です!
!?
なんと!
東証REIT指数以外にも、J-REITに投資する指数が存在するではありませんか(^^♪
え~!?
他に指数なんてあるの~!?
・・・
東証REIT指数「以外」の、J-REITに連動する指数・・・
その指数とはこちらです!
ジャカジャン!
東証REIT Core指数
\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
え~!?
コア指数~!?
そうなのです!
東証に上場しているJ-REITの中では、「コア」とされる銘柄を厳選した指数が存在するのであります!
そして・・・
指数が存在するという事は、当然それに連動するETFが存在するという事・・・
そのETFとはこちらだぁ~!
ジャカジャン!
2517 MAXIS Jリート・コア上場投信\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
す、凄~い!
J-REITのコア部分にだけ厳選して投資できるの~(^▽^)/
今回はそんな、「コア部分」に厳選して投資するという、非常に「ニッチ」なETFをご紹介したいと思います(^^♪
ETFの概要
最新の月報から、ETFの各種内容を確認してみましょう!
2517 MAXIS Jリート・コア上場投信
(2023.06.30時点)・純資産額・・・469.06億円
・信託報酬・・・0.145%(税抜き)
・株価・・・1,121.9円
・取引単位・・・10株
・利回り・・・3.45%
・決算期・・・2・5・8・11月
・マーケットメイク制度・・・対象
・上場日・・・2018.04.16
・管理会社・・・三菱UFJ国際投信
設定から既に「5年」程度が経過しており、純資産額は「400億円以上」と、まずまずの規模を誇っております!
非メジャーな指数に連動するETFとしては、かなりの資金を集めているといってもよいのではないでしょうか(^^♪
信託報酬は「0.145%(税抜き)」と、東証REITに連動するETFの中では「最安値」となっております\(^o^)/
うぉぉおぉぉぉぉぉぉ!
MAXISのREIT3兄弟は、全部業界最安値なんだよ~(^▽^)/
長く投資するにあたっては、コストが安いという事は嬉しいですよね(^^♪
一方で「出来高」に関しては、純資産額に対してはイマイチと言わざるを得ません・・・(´;ω;`)
多い時は「数千~数万株」もの出来高がありますが、普段の出来高は「1日数百株」程度・・・
決して悲観するレベルではありませんが、「400億円」も純資産額がある割には、流動性はイマイチといったところであります・・・(´;ω;`)
まぁ、普通のサラリーマンクラスなら十分なんやで~!
バイアンドホールド派が多いのかな~?
単価については「1株1000円」程度と、投資しやすい価格設定なのが嬉しいですね(^^♪
あくまで基本は「10株単位」が1単元ですが、端株であれば1000円から投資できるため、「端株コツコツ買い」でも小額から実行できるためオヌヌメな銘柄であります!
また、分配期も安定の「年4回」となっており、「2・5・8・11月期」という他と被らない決算期となっている点も魅力的であります!
他の銘柄と組み合わせて、毎月分配スケジュールを組むんやで~!
意外と重宝するよ~!
東証REIT Core指数とは!?
本ETFが連動対象としている、「東証REIT Core指数」とはいったいどういう指数なのでしょうか!?
別会社ですが、シンプレクスさんの公式サイトで確認してみましょう(^^♪
■東証REIT Core指数とは?
東証REIT Core指数は、東京証券取引所に上場しているREITの中から、時価総額や売買代金の大きいものが選定されて計算される指数です。
分散が効いており、配当利回りも東証REIT指数を若干上回ると想定されます。
■東証REIT Core指数の特徴
東証REIT指数との比較した、東証REIT Core指数の特徴のまとめです。
①配当利回りが若干高い
時価総額が最大の日本ビルファンド、ジャパンリアルエステイトの配当利回りは2%後半と、比較的低水準です。東証REIT指数では、この2銘柄で12%超を占めますが、東証REIT Core指数上位にありません。
その結果、東証REIT Core指数の配当利回りが若干上回る可能性が高いです。
②銘柄が分散している
東証REIT Core指数は均等加重で計算される指数であるため、時価総額が大きくない銘柄もパフォーマンスに一定の貢献があります。
東証REIT指数は、銘柄数は多いものの、構成比3%超の銘柄は9銘柄のみ 、1%未満の銘柄が4割 を占めます。
これに対して、東証REIT Core指数の銘柄数は30に限られますが、どの銘柄も4%前後の構成比であり、東証REIT指数に比べて、構成銘柄間での分散が効いています。
ふ~ん・・・
「時価総額順」の組入れじゃなくて、「均等組入れ」なんだね!
どっちがいいって訳じゃないけど、東証REIT指数と違っていて面白いんやで~!
でも「30銘柄」ってなんか多くない~?
「コア」なんだから、もっと絞ってもいいんじゃないの!?
パッと見、半分が「コア」って何かおかしいような気がするんだけど・・・
シャラップ!
銘柄数は、きっと「大人の事情」があるんやで~!
とにもかくにも・・・
東証REIT指数と違った観点の指数構成となっているため、サテライトとして投資するならば、ポートフォリオにアクセントが効いて良いかもしれませんね(^^♪
構成銘柄は!?
最新の組み入れ銘柄情報を確認してみましょう!
■組み入れ銘柄
No コード 銘柄名 比率 1 8972 ケネディクス・オフィス投資法人 3.63% 2 8976 大和証券オフィス投資法人 3.58% 3 3309 積水ハウス・リート投資法人 3.50% 4 8956 NTT都市開発リート投資法人 3.46% 5 8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 3.43% 6 3279 アクティビア・プロパティーズ投資法人 3.39% 7 3282 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 3.38% 8 3295 ヒューリックリート投資法人 3.36% 9 3462 野村不動産マスターファンド投資法人 3.36% 10 8951 日本ビルファンド投資法人 3.36% 11 8987 ジャパンエクセレント投資法人 3.33% 12 8961 森トラストリート投資法人 3.32% 13 3471 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 3.30% 14 3283 日本プロロジスリート投資法人 3.28% 15 8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 3.26% 16 8953 日本都市ファンド投資法人 3.24% 17 8955 日本プライムリアルティ投資法人 3.22% 18 3292 イオンリート投資法人 3.21% 19 8963 インヴィンシブル投資法人 3.20% 20 3281 GLP投資法人 3.19% 21 3269 アドバンス・レジデンス投資法人 3.18% 22 3226 日本アコモデーションファンド投資法人 3.17% 23 3234 森ヒルズリート投資法人 3.17% 24 8967 日本ロジスティクスファンド投資法人 3.17% 25 8954 オリックス不動産投資法人 3.15% 26 8964 フロンティア不動産投資法人 3.15% 27 3249 産業ファンド投資法人 3.14% 28 8984 大和ハウスリート投資法人 3.13% 29 8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人 3.08% 30 3466 ラサールロジポート投資法人 2.98% 31 TREU3 東証REIT先物 1.69%
ほぉ・・・
なんか凄そう(*´ω`*)
さすがに「コア」と呼ばれているだけあって、メジャーな銘柄が並んでおります!
あくまでも原則は「均等組み入れ」のため、組み入れ比率の歪みは単純に、株価の変動によるものだと思われます!
利回りは!?
3.45%(2023.06.30時点)
■過去の分配金推移
決算期 分配金 2023/5/10 920円 2023/2/10 1070円 2022/11/10 910円 2022/8/10 980円 2022/5/10 830円 2022/2/10 900円 2021/11/10 750円 2021/8/10 890円 2021/5/10 930円 2021/2/10 1000円 2020/11/10 910円 2020/8/10 980円 2020/5/10 1160円 2020/2/10 1140円 2019/11/10 640円 2019/8/10 940円 2019/5/10 930円 2019/2/10 1090円 2018/11/10 820円 2018/8/10 640円 ※100口当たり
あれっ!?
なんか少ない・・・(´;ω;`)
東証REIT指数より少ないんやで~💦
どういうことなのでしょうか!?
前述の「東証REIT Core指数の特徴」では、「①配当利回りが若干高い」ことを利点として挙げていたのに、現状では「東証REIT指数」の利回りを下回っている状況なのです!
な、なぜじゃ~!
当初の目論見が外れたってこと~💦
お互いの月報を確認してみると、「東証REIT Core」の方が「東証REIT指数」よりも、1年・3年ベースでは株価的には良い成績を上げているので、「株価が好調な結果、利回りが下がった」、と言えなくもないですが・・・
それにしても「3%前半」は少なすぎなんやで~!
3%後半の利回りは欲しいよ~💦
まとめ
いかがでしょうか!?
東証REITの「コア部分」に投資するという、ニッチなETF・・・
気になってきたのではないでしょうか(^^♪
前評判とは裏腹に、利回り目当てで考えると、ベースの「東証REIT指数」に負けてしまうという結果となってしまいました・・・(´;ω;`)
ただし前述のとおり、株価ベースで考えれば「東証REIT指数」を上回っており、決して指数自体がポンコツな訳ではないと思われます💦
だけど、全体の半分もの銘柄を組み入れて「コア」を名乗るのはどうなの・・・?
個人的には20銘柄ぐらいに厳選しても良かったと思うんやで~💦
J-REITに投資したことがない方については、メインの投資先は「東証REIT指数」に連動するETFがオヌヌメですが、既にJ-REITに投資されている方の「サテライト的」な投資先として、本ETFを活用できるのではないでしょうか(^^♪
「均等組入れ」という事もアクセントとしては良いよね(^▽^)/
銘柄分散にオヌヌメなんやで~!
「コア」でありながらも「ニッチ」な「東証REIT Core指数」・・・
あなたのポートフォリオのアクセントに、是非組み込んでみてはいかがでしょうか(^^♪
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。