こんにちは!
きんぎょです。
本日ご紹介するETFは、
「J-REIT」に関するETFです!
しかし、タダのETFではございません!
日本で唯一のETF専門の運用会社
「グローバルX」社が贈る、「テーマ型のETF」!
そのテーマはというと、近年話題の「物流施設」に特化したETFなのです!
それがこちらだぁ~
2565 グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF
2565 グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF
皆さんは、現在東証に上場しているREITは何銘柄ぐらいあるか、ご存じですか!?
え~!?
REITって知名度低いし・・・
そんなに多くないんじゃない?
20銘柄ぐらいかな~?
愚か者!
東証REITを甘く見るでない!
20銘柄・・・?
いやいや・・・
そんな数ではありません!
正解は「61銘柄」(2022.02.03現在)
へ~、結構あるんだ!
銘柄数だけではなく、世界のREIT市場広しといえども、東証REITの市場規模は「アメリカ」に次いで第二位の規模を誇る巨大市場なのです!
え~、凄~い!
東証REITって実はすごいんだね!
日銀が買ってるだけでwww
巨大市場とか乙www
シャラップ!
かように巨大な東証REIT市場ですが、いざREITに投資しようと思っても、60銘柄以上もあると、どれを選んでよいか分からない・・・な~んていうこと、ありませんか?
REITの中でも「オフィス特化型」とか「住宅特化型」とかあるし・・・
どれを選べばいいのかわからないよ~(´;ω;`)
しかもREITって1株から購入できるけど、1株が10万円以上するものばかりでちょっと高い。
「星野リゾート」とか欲しいけど・・・
1株60万円はさすがに手が出ない・・・
これではきんぎょの得意な「端株のコツコツ買い」ができません(´;ω;`)
そうなあなたに朗報です!
このようなお悩みをお持ちの方にぴったりなチョイスが、東証REIT指数に連動した「東証REIT ETF」です!
このETFに投資すれば、理論上は東証に上場している全REIT銘柄に漏れなく投資が可能です!
しかも、銘柄にもよりますが、1株だいたい2000円ぐらい。
1単元も1株~10株が多いので、我々零細個人投資家でも気軽に購入することができます。
凄~い!
東証REITに連動したETFさえ買っていれば安心だね!
さぁ!
これであなたもREIT博士!
早速1株からでも購入して、素敵なETFライフを満喫してみませんか?
・・・と、まぁ
ここまでは一般的な「東証REIT」全体のお話をさせていただきました。
東証REIT指数に連動するETFは、手数料も低廉で良質なETFが多いです。
ぶっちゃけ指数全体に連動するETFに投資しておけば十分でしょう。
・・・しかし!
我々ETFマニアにはこれだけでは物足りない!
もっと・・・もっとニッチな投資したいよぉぉぉおおおおお!!
そんな中、「ニッチなETF」で有名(?)なグローバルX社より、世にも珍しいETFが設定されました。
それこそが、物流施設特化型の本ETF
「2565 グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF」なのです!
物流施設特化型って!?
上場しているREITに関しては、当然各社ごとに保有物件に違いがあり、それらが銘柄ごとに特色として表れています。
例えば「3292 イオンリート」などは、その名の通り「イオンモール」などの大型商業施設をメイン、「3287 星野リゾート・リート」や「3472 大江戸温泉リート」などは宿泊施設メイン・・・などと、REITごとに違いがあります。
「1343 NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信」の月報より、東証REITの「特色別配分」を確認してみると、下記のようになっております
①複合・総合型・・・44.8%
②オフィス特化型・・・17.2%
③物流施設特化型・・・16.8%
④住宅特化型・・・7.2%
⑤その他・・・14.0%
このように、東証REIT全体に投資することによって、よりバランスがいい資産配分で投資を行うことができます。
分散効果って奴だね!
しかし、ここであえて特化型のREITに投資することによって、資産ポートフォリオに一粒のアクセントを利かすことも可能です!
従来、そのようなアクセントを利かすためには「個別のREIT」を買い付ける以外はありませんでした!
しかし、これでは個別銘柄のリスクが怖いし、前述した通り1株単位が高すぎて、おいそれと投資できませんでした!
今までは、このようなニーズを満たす「特化型のETF」がなかったのです!
しかし!
2020年に上場した本ETFの登場により、特化型REITに低額で分散投資することが可能となったのです!
しかも「物流施設」特化型です!
昨今のEC発達、およびコロナ禍の中での自粛生活において、商品の配送需要はうなぎ登りに上昇しております。
コロナショックからの回復が遅れている東証REIT指数ですが、その中にあって物流系のREITは既に過去最高値を更新しており、今後も更なる上昇が期待されます。
そんな将来有望な、物流特化型ETF
俄然興味が湧いてくるじゃあ~りませんか?
ETFの概要
最新の月報より、ETFの概要を確認してみましょう。
2565 グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF
(2021.12.31時点)・純資産額・・・169.8億円
・信託報酬・・・0.59%(税抜き)
・利回り・・・2.19%
・決算期・・・偶数月
・上場日・・・2020.08.25
・管理会社・・・グローバルX社
こちらも設定から2年と経っていませんが、純資産は既に「100億円」を超えています。
1株から買い付けられるところが魅力で、価格も1000円程度と低額投資が可能です。
出来高もそれなりにあるため、数百万円を一気に売買するわけでもなければ十分な流動性といえましょう。
ただ、信託報酬がETFとしては「0.59%」と、お高めなところがちょっと残念です。
まぁ、ニッチなETFだからしゃーないで~
しかし、このETFの目玉はなんといっても「分配頻度」!
決算期は驚異の「年6回」!
なんと、2か月に1回も配当を頂けます!
分配頻度が多いということは、必然的に1回の配当額は下がってしまいますが、それにしても2か月に1回も配当を頂けるなんて、我々配当マニアにとっては涙ちょちょ切れのありがたい内容です!
ありがたや~
構成銘柄は!?
最新月報より、上位10銘柄を抜粋
①日本プロロジスリート・・・21.27%
②GLP投資法人・・・19.18%
③ラサールロジポート・・・11.59%
④日本ロジスティクス・・・11.00%
⑤三井不ロジパーク・・・10.65%
⑥三菱地所物流REIT・・・6.22%
⑦CREロジスティクス・・・3.43%
⑧伊藤忠アドバンスト・・・3.36%
⑨野村不動産マスター・・・2.54%
⑩大和ハウスリート・・・2.43%
上位10銘柄で約91%となっており、結構偏っています。
しかし、それも致し方ないこと・・・
東証に上場している物流系REITの絶対数がそもそも多くないので、ある程度偏ってしまうのは仕方がないですね。
配当利回りは!?
2.19%(2021.12.31時点)
REITとしては少し低めです。
3%ぐらいは欲しいナリィ
しかし、それは分配金が少ないのではなく、株価が好調だといった方が正しいでしょう。
前述した通り、物流系REITはコロナ禍の中有望視されており、他のジャンルのREITに比べて株価が好調です。
その結果、配当利回りが相対的に低く感じてしまいますが、今後も物流需要は底堅いと考えられるため、今のうちに仕込んでおくのも手だと、きんぎょは考えております。
まとめ
東証REIT指数に連動するETFは数あれど、物流施設にだけを対象とする本ETFは大変貴重です。
物流REITは価格が高騰していて割高であるという意見もありますが、アフターコロナの中でも物流に対する需要は底堅く、将来的にはもっと伸びるのではないかときんぎょは考えています。
そんなこんなで、きんぎょは最近このETFをコツコツ買いを始めました!
ちょうどREITが急落したからつい買っちゃった(。・ω・。)ノ
そして、本ETFの最大の利点は、何といっても年6回の分配!
きんぎょのような配当マニアにはたまりません!
本ETFを相当数保有すれば、毎月受け取る配当額の底上げに役に立つことでしょう。
ていうか・・・
フツーのREITも年6回ぐらいの分配にしやがれっ!
将来的な成長期待も抱きつつ、継続的に配当を享受できる・・・
なんて素晴らしいETF!
皆様も、ポートフォリオのアクセントとして、 物流特化型ETFをトッピングされてはいかがですか?
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。