2022.11.15リライト
こんにちは!
きんぎょです。
今日は前回に引き続き、日本株の「高配当系ETF」を皆様にご紹介いたします!
今回ご紹介するETFはこちら!
ジャカジャン!
2529 NEXT FUNDs 株主還元70ETF\(^o^)/
え~!?
株主還元ETF~!?
せやで!
東証ETFの中でも、「株主還元」に着目した珍しいETFなんやで~!
本日はそんな、世にも珍しい「株主還元」を重視した銘柄を集めたETFをご紹介いたします(^^♪
高配当ETFとは違うの!?
このブログをご覧の皆様は既にご存じかと思いますが、きんぎょは「高配当系ETF」が大好きです(^^♪
それも、東証上場の高配当ETFに目がありません!
今までは当ブログでご紹介してきた高配当ETF達は、「高い配当利回り」、「配当の継続性」など・・・純粋に「配当金」に着目したETFとなっておりました。
しかし!
今回のご紹介するETFは一味違います!
本ETFは、「配当金」の寡多ではなく、「株主還元」に積極的かどうかに重きを置いたETFなのであります\(^o^)/
え~!?
何がどう違うの!?
厳密には「高配当ETF」ではない、ということなんやで~!
でも株主還元って、具体的に何なの!?
株主にいくら還元してるかって・・・結局は配当政策のことでしょ!?
か~!
これだから金融知識に乏しい出目金は嫌なんだ!
確かに・・・
単純に配当金を増額して株主により多くを分配することは、株主還元の中でも重要な政策の一つであることには違いありません!
・・・が、しかし!
だからといって「株主還元=配当政策」という訳ではないのであります!
どういうこと!?
株主還元とは!?
株主還元とは何ぞや・・・
ここでは「株主還元」という語句の意味を確認してみましょう(^^♪
そ~れ、野村~に聞いて~みぃよ!
■株主還元
企業がその事業活動によって得た利益を配当や自社株買い等で株主に還元すること。その尺度を示す指標には、配当利回りや配当性向などがある。
株主還元のメインの一つは「配当」であることに間違いはありません!
しかし・・・
もう一つあるでしょう!?
そう!
自社株買いであります
\(^o^)/
え~!?
自社株買い~!?
せやで!
自社株買いも、配当と同じく立派な株主還元の一つなんやで~!
自社株買いを行うということは、市場から株を吸い上げることになるので、一株当たりの価値やROEの向上が見込めます!
その結果「自社株買い」が行われると、通常は買われた比率に応じて株価は上昇し、既存の投資家はその分だけ値上がり益を享受することができるのであります!
凄~い!
一気に含み益だよ~(^▽^)/
自社株買い様々なんやで~!
自社株買いをトリガーとして株価が急反転し、そのまま上場トレンドに移行することもしばしば・・・
自社株買いは投資家の味方!
翻って、本ETFの連動指数を確認してみましょう!
その名も「野村株主還元70」!
■野村株主還元70指数とは?
わが国の金融商品取引所に上場する普通株式のうち、金融・保険業(東証33業種分類の「銀行業」、「証券、商品先物取引業」、「保険業」、「その他金融業」を指します。)を除く銘柄の中から、配当、自社株買い等の株主還元を積極的に行なっている70銘柄を選定して構成銘柄とする株価指数です。
ほぉ・・・( ゚Д゚)
なんか凄そう(*´ω`*)
つまり配当だけでなく、「自社株買いを含めた総還元率で見て、優秀な70銘柄を選定」している、ということになります!
これは否が応でも値上がりが期待できそうな、優良なETFの匂いがしてくるではあ~りませんか(^^♪
さぁ!
それでは早速、そんな「株主フレンドリーな企業で構成されたETF」の中身を確認していきましょう(^^♪
ETFの概要
最新の月報から、ETFの各種内容を確認してみましょう!
2529 NEXT FUNDs 株主還元70ETF
(2022.09.30時点)・純資産額・・・115.8億円
・信託報酬・・・0.28%(税抜き)
・株価・・・1185.48円
・利回り・・・3.20%
・決算期・・・1・4・7・10月
・マーケットメイク制度・・・対象
・上場日・・・2019.04.19
・管理会社・・・野村アセットマネジメント
上場したのは比較的最近です!
純資産額は着実に増加しており、「100億円」の大台を突破しております!
決算期は配当マニアに嬉しい「年4回」(^^♪
ただ、「1月と7月」の配当額はしょぼいので、おまけ程度と思った方がいいんかも!
他の高配当ETFと組み合わせて、毎月配当金をもらうんやで~!
株価が「1株1000円」ちょっとで、1株単位で売買できるのも魅力です!
小額投資家にも優しいね!
ただ、出来高がそこまで多くない(1日1000株ぐらい)ので、100万円単位で資金を投じたい「富裕層」にはちょっと厳しいかも・・・
しかし、マーケットメイカーも入っているので、前述のとおり小額で買い増ししていく「個人投資家」にとっては、十分な出来高といえるでしょう(^^♪
フツ~の個人投資家であれば全く問題ないと思うよ~!
ワイも毎週コツコツと買い増ししているんやで~!
純資産もまだまだ伸びそうなので、今後に期待です!
構成銘柄は!?
それでは早速、そんな厳選された銘柄群を確認してみましょう!
■構成銘柄
No 企業名 比率 1 三菱重工業 3.00% 2 INPEX 2.50% 3 KDDI 2.30% 4 日本電信電話 2.30% 5 キリンホールディングス 2.20% 6 武田薬品工業 2.20% 7 三菱地所 2.20% 8 パンパシフィックIN 2.10% 9 三井物産 2.10% 10 キヤノン 2.10%
ほぉ・・・( ゚Д゚)
なかなか個性的でいいね(^▽^)/
組み入れ銘柄を見ても、ほかの高配当ETFと少し毛並みが違うところが良いですねぇ~(^^♪
ただこのETF・・・厳密に比べてはいないのですが、通常の「TOPIX型」などと比べると、取引価格のボラティリティが大きいように感じます!
ほかの高配当ETFは、下落局面では大体「TOPIX以上、日経平均以下」ぐらいの下落率に収まるものですが、このETFだけは何となく・・・いつもそれ以上に下落しているように感じます・・・(´;ω;`)
かといって上昇するときは、それ以上に上昇しているのかといえば、そうではなく・・・
全体が下落してるときに、逆行高の時もあるし・・・
どうなっとんじゃい!
ボケェ~!
構成銘柄の特性なのでしょうか!?
それとも流動性の問題・・・?
う~ん・・・
とにかく、面白い値動きをしてくれるETFなのであります(^^💦
配当利回りは!?
気になる配当利回りはというと・・・
3.20%(2022.09.30時点)
■過去の分配金推移
決算期 決算日 分配金 第14期 2022/10/7 1300円 第13期 2022/7/7 600円 第12期 2022/4/7 1600円 第11期 2022/1/7 300円 第10期 2021/10/7 1300円 第9期 2021/7/7 400円 第8期 2021/4/7 1300円 第7期 2021/1/7 200円 第6期 2020/10/7 900円 第5期 2020/7/7 100円 第4期 2020/4/7 1400円 第3期 2020/1/7 100円 第2期 2019/10/7 1300円 第1期 2019/7/7 0円 ※100口当たり
利回りだけ見るとさほどですが、TOPIXの利回りが「1%後半~2%台」であることを考えると、「まぁまぁ高配当」といえるのではないでしょうか(^^♪
何より、分配金が「年4回」なところがいいよね(^▽^)/
全部のETFは「年4回分配」にしやがれっ!
それに「本ETFの本質」は、決して「配当利回りの高さ」を追及しているわけではありません!
あくまで「配当だけでなく、自社株買いを含めた総還元率」を重視しているのであります!
このような特性を考慮してなお、配当利回りが「2%を超えている」ということは、なかなかに優秀なのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしょうか!?
配当利回りだけではなく、自社株買いなども含めた「総還元率」を重視したETF・・・
気になってきたのではないでしょうか(^^♪
きんぎょはこのETFが大好きで、毎週10株ずつ購入していて、先日やっと「1000株」に到達しました(^▽^)/
当初はもっと買い増して2000株を目指そうかとも思いましたが、流動性の関係で「一旦1000株でストップ」、ということで様子を見ることに致しました!
とりあえず「1000株」ぐらい保有していれば、分配金の少ない1・7月期にもそれなりに配当が入りますし、分配金の多い4・10月期にはまとまった金額を獲得することができるのであります(^^♪
純資産額も100億円を突破しており、償還されることは「とりあえずない」と思うので安心であります!
今後とも末永く保有して、分配金と値上がり益を享受したいですね(^^♪
みんなも買ってね!
他の高配当ETFとは「一風変わった」存在である本ETFを、皆様のポートフォリオ内における一服の清涼剤として、加えてはみませんか・・・!?
高配当ETF推進協議会
会長 きんぎょ
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。