2022.03.21リライト
こんにちは!
きんぎょです。
最近は、以前と比べて投資が大分身近になってきましたね(^^♪
そんな中、皆さんは資産形成において、どんな投資をメインとされていますか?
株でしょうか?
それとも債権?
とりわけ、一番ポピュラーとなっている投資対象は「積み立てNISA」や「ideco」、といったところでしょうか?
どちらも投資信託を利用して、毎月一定金額ずつ買い増していくタイプの資産形成法で、最近では「ほったらかし投資」などとも呼ばれており、静かなブームとなっております。
きんぎょの周りでも、「積み立てNISA」をやっている人は結構増えてきたよ~
積み立てNISA・・・
確かに良い制度ですよね(^^♪
運用益が非課税なのは大きいよね!
しかし!
きんぎょには「積み立てNISA」のある部分が不満でならないのです!
それは・・・
投資対象が、指定された「投資信託」しかないことです!
えっ?それって、何か問題なの?
大ありじゃ、ボケェ~!
投資信託しか買えない
確かに、「積み立てNISA」の制度を利用した場合、対象が投資信託のみであるため、強制的に投資信託を買い付けるしかありません。
しかし、上記の制度には金額制限があるため、資金に余裕がある方は、これらの制度とは別に課税口座でも何かしらの運用をしている方も多いでしょう。
非課税枠は「年40万円」までだよ~
40万円なんて全然足らんわい!ボケェ~!
そんな場合、皆様はどんな商品に投資されていますか(^^♪
「eMaxis Slim」や「SBI・V」シリーズなどの、激安投資信託を追加購入しているでしょうか?
確かにそれも一つの手でしょうが・・・
きんぎょは知ってもらいたい・・・
投資信託ではなく、「東証ETF」という選択肢があるということを・・・
ETFという選択肢
え~!ETFってなんか難しそうだし・・・
投信の方が安くていいんじゃないの!?
無礼者!
無知蒙昧な情弱出目金が!
最近は、投資信託の手数料競争が勃発し、手数料が格安な投資信託がいくつも発売されております!
昔は「ETFというのは投資信託より手数料が安い」というのが強みの一つとして語られていたのですが、最近の投信革命により、ETFよりも安い投信も散見するようになってきました!
確かにそうであるならば、わざわざ市場でETFを発注するなどの手間をかけてまで、ETFを購入する必要はないかとも思われます・・・
しかし!
ETF業界も負けてはいません!
一部の優良ETFについては、まだまだ投信よりも手数料が安価な商品も多く、ETFの優位性は失われておりません!
おまけに、以前はネックだった買い付け手数料についても、最近のネット証券では1日当たりの上限こそありますが、手数料無料で買い付けができるようになり、小額からでもコツコツと買い増ししていくことも可能です。
上限も「1日100万」とか「300万」とかだから、一般的な投資家であればほとんどタダで取引可能だよ~\(^o^)/
そして!
何といっても投信にはないETFの魅力といえば・・・
そうです!
分配金があることです!
分配金サイコ~!
分配金と聞くと、ある一定の方々などは拒絶反応をおこされますが・・・
分配金出さないで、内部で再投資した方が効率良いじゃんwww
わざわざ分配金出すとか、無駄に税金かかるし、情弱乙www
確かにその通りです・・・
正論・・・
全くの正論です!
本当にETFは不利なのか?
確かに、投資信託の方がETFよりも、投資効率という意味では有利です。
しかし!
しかしですね・・・
少し考えてみましょう・・・
例えばあなたが「100万円持っているとして、TOPIX連動の商品を買う」場合を想定してみましょう!
投資信託を買うのか、ETFを買った方が良いのか・・・
投資信託を買った場合には、基本的に分配金は出ません。
内部で再投資されます。
税金がかからないので、その分多めに再投資できます。
ETFは原則として分配金があります。
同じ再投資するにしても、税金を引かれた分のみしか再投資できません。
よって、長期の資産形成ということを考えた場合、仮にTOPIXがこの先も上昇を続けたとして30年後にどちらがより多くの資産を得ているか・・・
それは投資信託の方です!
理論的には、そうですよね(^^♪
じゃあやっぱり、投資信託の方がいいんだね!
しかしですね、よくよく考えてみてください。
仮に30年後に1000万円の評価額になっていたとして、投資信託であればそれは売却しないと得られない幻のお金・・・
含み益に過ぎないのですね。
えっ?
そんなのETFも同じじゃないの?
いやいや・・・
含み益に関しては確かにそうです。
でも、分配金は違いますよね・・・
分配金は30年間貰い続けることができます。
確定益として。
確かにETFは分配金が出るので、再投資という意味では投資信託に負けます。
ETFで分配金を手動で再投資したとしても、投資信託と同じ含み益にはなりません。
しかし皆さん!
仮に定年まで積み立て投資をしていたとして、定年後に積み立てたものを取り崩すことができますか?
1億とか2億とか、よっぽど資産に余裕があればまだしも、1000万や2000万円程度では、毎月取り崩していたら、残りの金額を意識してしまい、精神的に不安になっていくのではないでしょうか?
含み益あるけど、いつ利益確定したらいいか分からないよ~(´;ω;`)
ともすると、場合によってはせっかく築き上げた資産をなかなか取り崩せずに、死ぬまでお金を使えなかった・・・な~んてことになる可能性もあります!
しかし、ETFであればどうでしょう。
分配金を頂くことによって、元本を取り崩さなくとも毎月のキャッシュフローを得ることができます。
この「元本を取り崩さなくともよい」という所・・・
きんぎょは非常に重要だと考えます。
テストに出るで~
まとめ
老後2000万円問題がありましたが、仮にETFで2000万円保有していて、2~3%の利回りと仮定すれば、毎月5万円くらいの分配金を得ることができます。
年金を考慮すれば、毎月の生活は十分でしょう。
投資信託押しの方は、失礼ながらこの「資産取り崩し段階」のことをあまり重く考えていないのではないか、ときんぎょは思えてならないのです。
結局どれだけ含み益があっても、それを現実に得るためには「売却」という行為が必要となってきます。
投資信託はそれをしなくてはいけない。
しかしETFは分配金があるので、売却しなくてもキャッシュフローを得ることができるのです。
これこそが、「真のほったらかし」と言えるのではないでしょうか。
なるほど、ETFの良さは分かったよ(^^♪
でもETFだったら、東証ETFより米国ETFの方がいいんじゃないの?
確かに・・・
一昔前は、東証ETFなど碌なものがありませんでした。
せいぜいTOPIXと日経ぐらい・・・(´;ω;`)
ですがここ最近、東証ETFでも様々な種類のETFが新規上場しております!
今では主要指数であれば、S&P500などの外国指数も含めて、ほぼ網羅しているといってもよいでしょう(^^♪
しかも、手数料も投資信託と同じくらい安く、指数によってはETFの方がより低廉なものもあります。
さすがに米国ETFには負けますが、わざわざドル転して外国の市場で取引するよりは、慣れ親しんだ日本国内で買い付けできる方が手軽と言えるでしょう。
このように、リタイア後の取り崩し段階のことも考慮すると、決してETFは投資信託よりも劣っていない・・・
むしろ有利だということがお判り頂けるのではないでしょうか?
投資信託も良いですが、投信オンリーではなく、ETFもご活用いただければ幸いです(^^♪
それでは・・・
最後に皆さんもご唱和ください・・・
ETF最高!!
ETF最高!!
ETF最高!!
ETF最高ぉぉぉぉぉおおう!!\(^o^)/
東証ETF推進協会会長 きんぎょ
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。