2022.09.19リライト
こんにちは!
きんぎょです。
昨今では投資信託の低コスト競争が勃発し、信託報酬が「0.1%以下」なんていう超低コストファンドが続々と発売されております!
きんぎょが投資を始めた2018年当初には、そのような超低コスト型のファンドはまだ存在せず、低コストと言われるファンドが「たわらシリーズ」などで「0.2%」ぐらいでありました!
まぁ、「0.2%」であれば十分低コストだけどねぇ~!
最近では「0.2%」でも高いとか、「1.0%」を超えるアクティブファンドなんて、「買っている奴は馬鹿」だ、「ぼったくりだ」などとまで言われる始末・・・
超低コストインデックス以外はクソやで~!
ひ、酷すぎるよ~💦
本日は、昨今激戦を繰り広げているファンドの「低コスト偏重化」について、物申したいと思います!
物申すよ~( `ー´)ノ
インデックスファンド同士なら・・・
確かに、コスト差はリターンに直結するため、「コンマ何%」でも低コストの方が、長期的には優位であることは否めません!
昨今の「ファンドの低コスト化」は、投資家のニーズに合わせた良心的な価格競争といえるでしょう(^^♪
しかし・・
ファンドが低コストであれば、それだけでよいのでしょうか!?
確かに同じインデックスに連動している投資信託なら、安いに越したことはないですよね!
信託報酬が「0.1%」のものがある中で、「0.5%」も払うなんて、馬鹿馬鹿しいもんね(^^♪
ワイも積立てニーサは、「eMaxis Slim」を愛用してるんやで~!
一方で、きんぎょは課税口座でも積み立てを行っていますが、そちらでの積み立ては「バリバリのアクティブファンド」を愛用しております!
そちらもいつか記事にしたいと思いますが、手数料はだいたい「1.0%」ぐらい・・・
さすがに「2.0%」とか、「成功報酬型」だとかは、ちょっと高いかな~と思うのですが、「1.0%」ぐらいだったら、十分許容範囲なのではないでしょうか!?
え~!
「0.1%」のファンドがある中で、「1.0%」の信託報酬はボリ過ぎなんじゃないの~💦
か~!
これだから数字の知識に乏しい出目金は嫌なんだ!
求めるのは「低コスト」ではなく「高リターン」!
確かに、単純なコスト比較において、コスト差10倍以上のアクティブファンドは、相当なリターンの押し下げ要因といってもよいでしょう!
しかし!
それはあくまで、同じベンチマークに連動するインデックスファンド同士の比較であって、アクティブファンドに対する批判において、単純なコストの過多を問題にすることは的外れではないか、と思うのです!
え~!?
どういうこと~!
ファンドの良し悪しは、コスト差だけの問題やないってことなんやで~!
我々が投資する目的は何でしょうか!?
それは「資産を増やすこと」に尽きると思います!
極端な話、コストがいくらかかっても、その分リターンが良ければ問題ないといえます!
投資先ファンドとして、最も大切なことは「コストの安さ」ではなく、「コスト控除後のリターン」であると考えます!
例えば、下記のファンドの内、投資したいと思うファンドはどちらになるでしょうか!?
■Aファンド
コスト・・・年0.1%
リターン・・・年2.0%
コスト控除後のリターン・・・年1.9%
■Bファンド
コスト・・・年1.5%
リターン・・・年6.0%
コスト控除後のリターン・・・年4.5%
単純にコスト差だけを考慮すると、Aファンドは圧倒的に低コストであり、BファンドはAファンドの15倍ものコストがかかってしまうため、それだけで「Bファンドはケシカラン!」ということになってしまいます!
しかしながら、視点を変えて「コスト控除後のリターン」に目を移すと、また景色が変わって見えることでしょう!
Aファンドは確かに低コストですが、リターンは「年2.0%」であり、コスト控除後は「1.9%」でしかありません!
一方でコストが割高のBファンドでは、その割高なコストを差し引いた後のリターンは「年4.5%」と、Aファンドの2倍以上の好成績を叩き出しているのです!
このように、我々投資家がファンドに求めるべきは「コスト」ではなく、「コスト控除後のリターン」であり、むやみやたらに「低コスト」だけが賞賛される昨今の風潮には違和感を感じておるのであります!
まとめ
いかがでしょうか!?
昨今の「ファンドの低コスト化競争」ですが、おかげで我々投資家は以前とは比べ物にならないほど低コストで良質なファンドに投資ができるようなり、個人投資家にとっては非常に良い時代になったといえることでしょう!
しかし、あまりにもコスト削減が主眼になり過ぎて、肝心の「コスト控除後のリターン」への言及が疎かになっているように思えてなりません!
あくまで、我々投資家が第一とするのは「リターン」であって、単純に「低コスト」であれば良い、と考えるのは早計でしょう!
最近の投資界隈では「低コストインデックスファンド礼賛」があまりに行き過ぎており、一介の「アクティブファンダー」としては一抹の寂しさを感じざるを得ません!
今の時代、インデックス投資が進みすぎて市場が歪んでいるのではないか、ときんぎょは考えているので、市場のスキを突く「アクティブファンド」もあながち馬鹿にはできないかと思っております\(^o^)/
ただ、アクティブといってもインデックスと同じような銘柄をそろえた、「なんちゃってアクティブ」はダメだけどね~💦
上位10銘柄とか見ても、ほとんどTOPIXと同じものばっかり・・・(´;ω;`)
このような「なんちゃってアクティブファンド」は、構成銘柄がTOPIXとほとんど同じなので、リターンも似通ったものになる一方、コストだけはインデックスファンドの10倍以上なので、当然ながら長期的にはインデックスファンドに大敗する結果となってしまいます!
このような「ダメファンド」は月報などで詳細を確認して排除した方がいいと思いますが、アクティブファンドだから一律にダメ、というのはいかがなものか、というのがきんぎょの意見であります!
きんぎょのアクティブ投信は、そこそこ成績がいいので、個人的には気に入っています(^^♪
アクティブファンドオンリーはリスクが高いと思いますが、インデックスオンリーという考え方も、一方では危険なのではないでしょうか!?
あくまでも、資産運用の基礎は「インデックスファンド」であるべきですが、ポートフォリオの一滴のスパイスとして、アクティブファンドを活用することも有意義であると考えております!
基本はあくまで「インデックスファンド」なんやで~!
インデックス8、
アクティブ2、ぐらいがオヌヌメかも~(^▽^)/
皆さんもアクティブ投信、試してみてはいかがですか?
アクティブファンド推進協会
会長 きんぎょ
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。