こんにちは!
きんぎょです。
皆さんの普段から利用している、メインの証券会社はどこですか!?
野村證券?
大和証券?
それとも日興証券でしょうか?
そんな対面式の大手証券会社がメインだった時代は今や昔・・・
現代ではネット証券が主流になりつつある時代であります!
ネット証券各社は、旧来の対面証券会社に比べ、圧倒的に安い手数料を武器に顧客数を増やしており、もはや「証券口座を開くならまずはネット証券で」というレベルまで認知されています。
今回は、最近メキメキ頭角を現してきた、ネット証券の雄「楽天証券」についての話題をお話いたします。
投資でポイント付与!?
ネット証券が人気な理由は「手数料の安さ」だけではありません!
なんと、大手ネット証券では、投信の保有や買付けに対してポイントが付与される制度があるのです。
ポイントが付与されるということは、実質的に手数料の還元であり、中には信託報酬額以上の還元率を誇る場合もあり、証券会社にとっては逆ザヤレベルのものもあります。
え~!凄~い!
■ポイント付与の例
・投信保有者に対して、一定の残高に対してポイントを付与する
・投信の買付けに「クレジットカード」が使える(クレカのポイントが貯まる)
このポイントの付与を武器に、ネット証券界で頭角を現してきたのが、みんな大好き「楽天証券」です!
楽天証券は、言わずと知れた「楽天グループ」の一角で、楽天証券を利用することによって「楽天ポイント」が貯まる仕組みです。
楽天証券は、この「楽天ポイント経済圏」をフル活用して、近年急速に口座開設数を増やして参りました!
しかし!
先般、楽天証券よりアナウンスがあり、今後この「ポイント付与」の付与率が大幅に悪化するとのリリースがありました!
そんな~
他社よりお得だから楽天証券にしたのに・・・
もっといい所に乗り換えようかな・・・
今回の「ポイント付与率の改定」は、正に「大幅改悪」といってもふさわしいレベルで、ここまでの規模であると、よりポイント付与率の高い他社の口座に移管する事例が多発する恐れもあります。
確かに、ポイント付与率だけを考慮すれば、SBIやマネックスに移管した方がお得です!
しかし!
きんぎょは提言したい!
もうポイントでバタバタするのは止めませんか?
と・・・
どのくらい改悪されたのか?
確かに・・・
楽天証券のポイント付与率の「改悪」は凄まじいです。
■楽天証券の改悪
①投信保有ポイントの悪化
②クレカ積立て時の付与ポイント悪化
特に②のクレカ積立て時のポイント付与悪化が凄まじいですねぇ~
今までは「最大5万円で500ポイント(1%還元)」だったものが、いっきに「0.2%」還元にまで悪化しましたからねぇ~
「楽天キャッシュ」とかいうのを経由すると「0.5%」になるっぽいけど、めんどくさいンゴね~
それであれば、現状「0.5%」還元のSBI証券か、「1.1%」還元をぶち上げたマネックス証券に移った方がお得です!
しかし!
しかしですよ・・・
きんぎょは最近こう思います・・・
たかだか「0.数%」の違いのために、いちいち証券口座を移管したりすることなどない
と・・・
最安を求めすぎるな!
これから投資を始める人については「真っさらな状態」なので、一番お得な証券会社を選択することは十分意味があるかと思いますが、既にその証券会社で投資を続けている方については、わざわざ乗り換えるほどでもない、ときんぎょは思います。
だってよく考えてみてくださいよ。
確かに現状ではマネックス証券が還元率で大きくリードしていますが、これだっていつまで続くか分からないじゃないですかぁ?
楽天キャッシュが「0.5%」
SBI-三井住友カードが「0.5%」
で、あればマネックス証券も遅かれ早かれ「0.5%」に落ち着きますって!
そんなんであれば、たかだか「0.数%」の違いで今まで慣れ親しんだ証券口座を買えるのは性急というもんです。
第一、疲れますよ!
毎日毎日少しでも安値を探そうとするのって、結構労力かかって疲弊します。
きんぎょも「投信値下げ競争」の際に、より安い投信を調べて何度か乗り換えたりしましたが、値下げがあった際に一々乗り換えるのって、かなり疲れるんですよねぇ。
まぁ、投信の場合は「業界最安値」を標榜する「eMaxis Slim」に乗り換えたことで落ち着いたのですが、これだって「消費税」や「隠れコスト」を考えると、他に最安値と目されるものがいくつかあります。
でも、いいじゃないですか!
差があったところで、それは最早「0.0何%」の世界!
そんなもののために、いちいち労力使って乗り換えたりするんだったら今のまま落ち着いて続ける方がいいですよ、絶対!
きんぎょも
もう疲れたよ・・・
ポイントが無いのと有るのでは、そりゃあ有るに越したことはありませんが、きんぎょ的には「0.5%」もらえれば十分ですよ!
それより、今回の楽天のように、無理な還元率を設定して客を引き付けるだけ引き付けて、「実は限界なので還元率下げます」、な~んてことになるぐらいだったら、最初から継続可能な「0.5%」ぐらいで設定されている方が、今後のためにいいと思いますが・・・
まぁ、「0.5%」も安全じゃないかもだけどね~
まとめ
最近発表されたマネックス証券のポイントプログラムは還元率「1.1%」と破格です。
楽天証券の改悪発表後にリリースされたので、巷では「楽天から客を奪い取るためにあえて野心的な還元率を設定した」と話題になっています。
しかし、単に楽天から客を引き抜くために無理して「1.1%」という数字を掲げたのであれば危険ですね。
そんな理由であれば、マネックス証券も十分楽天からの客を引き付けたら、現実的な還元率に「改定」されるのではないでしょうか?
金に目がくらんだ連中も十分引き付けたし、そろっと改定すっかなぁ~www
そうなったら果たして、還元率につられて移管した人たちはどうするのでしょうか?
その時点で、さらに還元率のいい証券会社にまた移管していくのでしょうか?
そんな攻防をいつまで続けるのですか?
きんぎょはもうめんどう!
今は差があるように見えるかもしれませんが、世の中収まるべき場所に収まります。
ポイント還元率も、恐らく「0.5%」ぐらいに収束していくことでしょう!
であれば、目先の情報に一喜一憂せずに、今利用している証券口座にドンと構えている方が精神衛生上良い、というのがきんぎょの意見です。
きんぎょはずっと、
メインは「SBI」ひとすじよ!
クレジットカードだって、昔は「1.5%」とか「2%」とかのカードがありましたが、近年次々と募集停止になり、今や「1%」あれば高還元といわれています。
お得な情報を利用するのは大事ですが、情報過多になり疲れてしまって、投資を継続できなくなっては元も子もありません。
何事も程々が肝要です・・・
※本記事は管理人の主観に基づく個人的見解です。投資の最終判断はご自身の責任にて行われるよう、お願い致します。